エサは夢、沼地はこの世界

ameumino

エサは夢、沼地はこの世界

父と子が濁りに濁った沼地で釣りをしている。



「よし!また釣れた!今日も大漁大漁!」

「お父さんなんでこんなに釣れるの」

「このエサが良いんだよ」

「エサ?別に普通じゃない?」

「実はな、薄汚れた沼地ではこのエサは輝いて見えるんだよ。だから魚達は引っかかるんだ」

「そうなんだ……でもこんな汚れた沼地に一つ輝くエサなんて怪しいと思わないのかな」

「怪しくても、一か八かで食いつくんだよ」

「ふーん」


親子はそれからも釣りをし、日が暮れた。

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