春タルタル日記
春本 快楓
高校生の宅飲み(お酒じゃないよ!)
1月15日 木
「あさって和歌が出てきても、おくさないでください。受験生全員おくすので、おくさないでください。みなの健闘を祈っています」
正午過ぎ、古文の先生がそうおっしゃり共テ前授業は全課程終了しました。
……そう、そうなんです、2日後僕は、大学入学共通テストを迎えます。正直こわいです。(ちなみにまだ夜ぐっすり寝れています)。
ただ、家に帰ってしまうと、なんか勉強できない! ゲームとか本とかに時間を溶かしてしまう!(ほんと、言語道断ですよね)
だから、いつも某カフェチェーン店にわざわざ行って勉強しているのですが……。
僕、色々ありまして、無理がきかない人間でして、カフェで勉強するといっても、滞在は三時間ぐらいが限界なんです。最近は一時間ぐらいで家に帰りたくなります。なんか、お金が勿体ないですよね。コーヒーやラテの五百円は場所代込みの値段なのに、一時間で帰るて。
今日学校が終わり、昼飯を食べた後、僕の中にいる天使と悪魔が喧嘩していました。
「k君、家に帰ろうよ。チキン南蛮定食で千円使ったでしょ。いま体調悪くなってもいけないし、そのまま家に帰った方がいいよぉ」
「おいk、この女の言う事に耳を傾けるな! まだ財布に七百円残っている! いくんだ、カフェに! そして勉強しろ!」
「ダメだよ! k君、最近勉強時間減ってる、直前に詰め込むの、疲れたんだよね?」
「はっ! いま頑張れないやつは、この先一生頑張れないぞ! 自己投資だと思ってカフェに行って直前まで詰め込め! ごらぁ!」
って会話がエンドレスに続いていました、頭疲れました。そこで、僕は二人の意見をブレンドさせてみました。
「天使ちゃん、悪魔くん、僕、スーパーでカフェオレ買って家に帰るよ」
「k君、賢明な判断!」
「はっ、家帰ったら、ゲームしてしまうんじゃないか? 勉強しないんじゃないか?」
「とりあえず、六時まではゲームも小説も我慢するよ。やる事なかったら流石の僕でも勉強すると思うから」
「なるほど……」
スーパーでカフェオレとお菓子を買いました。二百十円と安い! いつもカフェでは一個の甘い飲み物に五百五十円かけているので、ほんとに安いです!
僕が住んでいる住宅地は自然豊かで静かなので、ベランダを開けると気持ちいいです、カフェとは違い、周りに人もいないので安らかな気分を味わえます。
自分は、休みの日も積極的に外に出ていくタイプなので、このコーヒーの宅飲みの心地よさは新たな発見でした。この最高の環境で勉強、頑張りたいと思います!
次、タルタル日記書く時、共テの結果に絶望していないといいなぁ……それではまた!
[今日のタルタル哲学] ※僕の意見です
毎日少しでも、上達したい事に対してコツコツ取り組むべき、そうすれば数年後ですら、それは巨大な存在になっていて、もはやそれを人生で捨てることはできなくなっている。逆に毎日、少しも進まなかったら文字通り進歩はない、それどころか相対的に後退する。
受験勉強での自分の成功面と失敗面(主にこれ)から、そう感じました。
春タルタル日記 春本 快楓 @Kaikai-novel
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