不思議な"手"のお話

zaq2

不思議な"手"

 みなさんは、手当てという物をご存じだろうか。

 最初に思い浮かべるものとしては、給与に関する 金銭的な報酬の事を思い浮かべるだろう。


 私がいう"手当て"というのは、分類的には「処置・準備(手当て)」の区分になるのかもしれない。


 ただ、その内容もまた違うのだろうが……



 ────不思議な"手"の小話を一つ。




 手を当てての"手当て"

 この文字の意味がそのままで使われたのかどうかは、自分にとっては知らない。


 じゃぁ何故、この事を記載するかと言えば、自分が対応経験した人から不思議がられた事を思い出したからだ。


 人の手のぬくもりで、患部を触れ続けると痛みが和らぐと。


 何を言っているかわからないと思うし、実際何を書いているのかもよくわからない。

 ただ、不思議な事が起きている内容なのだが、不思議な事としてわかりやすく内容を記載しておく。




 方法というか認識としては、まず、手のひらを大きくのけ反らすように広げる。


 この時、手のひらの中で、親指の付け根ぶぶんに膨らみができるが、そこではなく、その膨らみと手のひらとの間に谷間ができる。


 手の平全体を何かしらの物(手ぬぐいでも何でもいい)に軽く押し当ててる状況で、触れている谷間部分以外の意識を消しては、その谷間の一点にだけ認識を集中する。


 しばらくすると手が暖かくなってくるのだ。


 ただ、これをやれない人もいる。

 が、一部は出来たという話もあったので個人差は出てくるのだと思うが、この暖かくなった状態で幹部(肩こりの場所)にあてると効果があるというのである。


(正直、プラシーボ効果以外になにも思うところはないのだが……)


 慣れてくると、何かに触れていなくてもできるようになり、冬場では湯気が出る程度までは出来たりする。


 ここまでくると、手を合わせての状態から、すこし隙間を開けた状態にして、間に誰かの手を触れない距離でいれてもらうと、熱量を感じるとの証言がよく聞かされた。


 今となってはどういう原理かもよくわからないが、指先が冷えた際に暖を取るにはちょうど良いので、冬場にちょっとだけ楽してるぐらいである。




 オチも何もない、不思議な”手"の話である。



 少し、指先が冷えてきたなと思ったとき、手慰みかネタ話として試してみるのもどうであろうか。

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