第56話 3人の勇者

エリート「なんで魔王が五歳児に倒されているんだよ」

酒場で酔い潰れる男。

エリート、勇者で有る。

名前の通り、その道のエリートである。

ビショップ「歴代魔王の中で今代は最強て言われてたんだ。お前が敵わなくても仕方ないと思うぞ」

エリート「慰めはよせ!」

ビショップ「もう呑むな。体壊すぞ。」

エリート「うるさい」

荒れる勇者であった。

ほか2人の勇者も似たり寄ったり。

ダメンズであった。


残りの勇者の名前がテンサイ、シューサイ。

ポンコツ3勇者である。

本当に魔王の前でこの名を語ったのだろうか。

ある意味勇者である。

ビショップ「もう魔王は居ないんだし、立ち治ろうよ。」

仲間の言葉は何時も優しい。

それに応えない勇者は勇者では無い罰当たり者である。

見かねたギルド長が討伐依頼書を示した。


海魔物討伐の依頼

適合クラスS

内容

キングモササウルスの討伐

最適スキル:海戦スキル

完了報酬金貨3000枚

A級5パ-ティ合同依頼。


例の爆炎にも頼むつもりだ。

お前らは勉強するつもりで合同依頼を受けろ。


ギルド長からキングモササウルスの討伐の合同討伐の指令が出た。

これを討伐出来れば爆炎がSランクパーティになるという。

Sと言ってもやること今までと変わらないのに…

ソラに乗ると他パーティも乗ってきた。

合同だからだと。

危ないからあちこち勝手に歩かないで欲しい。

落下しないまでも転けたりはするから…

勇者達はソラに乗ってからはしゃぎまくっていた。

だめだこいつら、聞いちゃいねぇ。


大海を飛んでいると奴が現れた。

漁船客船を襲いまくっている悪い奴だ。

落下防止結界が消えたら垂直降下の合図です。

垂直降下!

キングモササウルスの背に降りた。

即三枚おろしにし、袋に詰めて討伐完了。

船に戻った。

ギルドに戻って討伐完了の報告と納品。

新鮮肉を返品して貰って始まるキングモササウルス刺身パーティ。

その間勇者パーティはズーと魂が抜けていた。

働かざる勇者喰うべからず。


召喚されし者達


トテモエライ教は人類最大宗教である。

この世界には人類を脅かす魔王が居る。

魔王討伐には勇者召喚が必須。

ここに勇者達を召喚する。

召喚魔法が唱えられ魔方陣上が輝きに包まれた。

輝きが消えた跡に現れたのは12人の勇者。

エリート、テンサイ、シューサイ、エリナ、メリー、アキコ、ビショップ、ルーク、ポーン、タロー、ゴエモン、ヘーゾー。

学生服とセーラー服の面々であった。

早速魔力と特性を測られたあと

みな聖騎士に、迎えられ宿舎に案内された。


それから訓練の日々が始まった。

相手は聖騎士、見る間に上達していった。

エリートパーティ、エリナ、ビショップ、タロー。

テンサイパーティ、メリー、ルーク、ゴエモン。

シューサイパーティ、アキコ、ポーン、ヘーゾー。

に別れて…

エリートパーティ、エリナ、ビショップ、タロー。

タローがデバフ魔法でHPを奪い

ビショップが拘束魔法をかけ

エリナがシビレ魔法を掛けた

そしてエリートの剣技が冴える、

ヒトデの魔物が一刀両断にされた。


テンサイパーティ、メリー、ルーク、ゴエモン。

ゴエモンがデバフ魔法でHPを奪い

ルークが拘束魔法をかけ

メリーがシビレ魔法を掛けた

そしてテンサイの剣技が冴える、

ウニの魔物が一刀両断にされた。


シューサイパーティ、アキコ、ポーン、ヘーゾー。

ヘーゾーがデバフ魔法でHPを奪い

ポーンが拘束魔法をかけ

アキコがシビレ魔法を掛けた

そしてシューサイの剣技が冴える、

ナマコの魔物が一刀両断にされた。

上達内容はもはやコピペ。

いよいよ魔王討伐に時満を持して向かい

そして敗北した。勇者パーティとはモブパーティのことだった。

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