第7話
「未確認エリアに入って大分経つけど、何もないね?」
「まあ、今ん所はな……あん? これは隠し扉か?」
『おい、奥に光っているのお宝じゃねえか? 行くぞ、お前等!』
「あ、待ちなさい! 安全確認が先です!」
そう制止する
「ぎゃああ!」「ぐうぇ!」
広間の奥が惨劇の場と化していた。
「なんだ、あれは? コボルトなのか?
腕か六本あるぞ?」
「チッ、やっぱいるじゃねえか、
「ここで、逃げても追い付かれる可能性があるし、彼等が全滅したら折角の手数も失う事になる! 皆、やるぞ!」
「やっぱ
おい、お前等! 援護するから其奴と距離を取れ!」
「いくぞ、
「うん、
「遠距離いける奴はチクチクでいいから彼奴を当てろ!
タンクが奴の攻撃を凌いでいる間に奴の足か腕を狙っていけ!
花室、お前は俺達のフォローはせずにデカいの準備しとけ!
優樹、後の事を気にせずお前もアレの準備を!」
燈里の指示で即席のレイド戦が始まる。
優樹と香織は詠唱を始める。
しかし、所詮は即席のレイドパーティー。
力の無い者から体を裂かれ、潰され、命を散らして行く。
更に
気付けば生きをしているのは
しかし、人手が減り、一身に
「ぐお!?」
「
「そんな、ナイフであんなのと戦うなんて無茶だよ燈里さん!」
「るせえっ! 二人の準備が整うまで持ちこ堪えなきゃ、オレ達は終わりだっ!
やるしかねえんだよっ!」
「――解った!」
「ほら、犬っころ! 今度はオレが相手だ!
舐めんじゃねえぞ、ゴラァ!」
燈里は革製の袋を
が、裂かれた袋から大量の粉末が
「グガアアア!」
「どうだ、犬っころ? オレの特製スパイスはさぞかし、お前の鼻には効くだろうよ!
凛、どんどん撃て!
こいつを抑えるん…………だ?」
「燈里さん!」
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