幼馴染がナニ考えてるか分かりません!
@musashi_0808
第1話
「美香ー!、圭君もう来てるわよー。急ぎなさい!」
朝からお母さんが大声で私を呼んでくる。
「わかーってるって!あと2分!」
私の名前は
スクールバックを持って、急いで自室から飛び出し、階段を降りて玄関で靴を履く。
「あんた、今日は帰ってくるの?」
「わかんない、友達と遊んで帰るかもだし」
「分かったわ。圭くん待ってるから早く行きなさい」
「いってきまーす!」
扉を開けた先には、私の幼馴染。
「セーフ!」
「アウト。遅い。」
「ごめんって。昨日深夜まで韓ドラ見てたら号泣しちゃってさ。感動するから圭も見た方がいいよ」
「暇があったら見るわ」
圭に唯一足りてない部分と言ったらコミュニケーション能力だと思う。特に中学に上がってからはそっけない対応が増えた気がする。でも、なんやかんや言って高校も一緒に通学する仲ではあるけども。
学校に向かう途中に圭が話しかけてきた。
「美香は部活とかどうするの」
「うーん、中学は仕方なくバレー部入ってたけど、高校は入らなくてもいいかな」
「そっか。俺はバスケ部入る」
「あんた身長高いもんね~。中学の時惜しいところまで行ったんだから、高校は結構いいところまでいくんじゃない?」
「あれは、仲間が強かったからだよ。俺はパスもらってただけ」
「最後に決める人もかっこいいと思うけどね」
「あ、ありがと」
そんな他愛もない話をしながら教室に着いた。ちなみに圭と私は同じクラスだ。
「おはよ~!美香!」
「おはよー、綾香は朝から元気だね。」
「おはよ、美香」
「詩、おはよ。今日も眠そうだね」
「今日も圭くんと一緒に登校なんだね~」
「お母さんが圭と一緒に行けってうるさく言うからさ。中学生じゃないっつーの」
「俺がいなかったずっと遅刻するだろ」
「は、しないし。過保護か!」
「へいへいー」
そう言って圭は友達のところへ向かって行った。
「毎回思っちゃうんだけど~、圭君と美香は付き合ってないんだよね?」
「え?うん。付き合ってるように見えた?」
「ううん、気になっただけ~」
「圭となんか付き合えないよ。もう何年も一緒にいるし、好きとかないよ」
ふーん、と少し嬉しそうな表情をしながら綾香は席に戻っていった。
そんな話をしていると、担任が教室に入ってきた。
「席に着けー。今日の朝礼で係と委員会を決めていくぞー」
そう言ってクラスのみんなは席についた。
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