第20話 新たなる伝説の幕開け


暗黒軍総力戦の勝利から数日後、

カイル・ヴェルグレン、ライナ・セリス、

カイ・ローデルの三人は王都郊外に立っていた。


「ようやく少しだけ……平穏が戻ったか」

カイルは蒼光の剣を膝に置き、

疲労を押し殺しながらも、

心の奥に湧き上がる希望を感じていた。


ライナは冷静な表情を崩さず、森を見渡す。

「完全な平和はまだ遠い」

「でも……私たちの力で変えられるかもしれない」


カイは周囲の警戒を緩めず、

森の影を睨み続ける。

「油断は禁物だ。

敵はまだ世界のどこかで蠢いている」


三人は静かに、森の奥へと歩を進める。

空気は澄み渡り、太陽の光が木々を照らす。

「この世界を守るために……」

カイルは剣を握り直し、決意を新たにする。


突然、地面が震え、森の奥に光の柱が立つ。

「ここだ……!」

カイルは伝説の力を解き放つ覚悟で進む。


目の前に現れたのは、古代の魔導装置の遺跡だった。

石造りの祭壇に魔法陣が光を放ち、

剣の力をさらに引き出す力場が形成されている。


「この力を使えば、世界を変えられるかもしれない」

少年は深く息を吸い、意識を集中する。

剣を祭壇に置くと、蒼光が迸り、

全身に未知の力が流れ込む。


「これが……新たなる伝説の力か」

カイルは目を見開き、

剣を振るうたびに衝撃波が森を揺るがす。

力の制御を完全に掌握しつつある感覚が、

少年の胸に勇気を与える。


しかし、森の奥から新たな影が迫る。

暗黒軍の残党と、新たに結成された謎の部隊が襲来する。

「まだ……終わらないのか!」

少年は剣を掲げ、仲間に合図する。


戦闘は瞬時に始まった。

魔獣が四肢で地面を打ち、衝撃波を巻き起こす。

騎士団は熟練の剣技で攻撃し、

魔導士は破壊の魔法で戦況を覆そうとする。


カイルは蒼光の剣で衝撃波を放ち、敵を吹き飛ばす。

ライナは火球と氷の刃で援護し、

カイは盾で仲間を守りつつ、敵の陣形を崩す。


敵の数は圧倒的だが、三人の連携は完璧だ。

伝説の力を完全に掌握したカイルの剣が、

戦況を一気に逆転させる。


戦闘の最中、暗黒軍の新たな指揮官が姿を現す。

「伝説の力……侮れないな」

冷たい声が森に響き、戦場の緊張は最高潮に達する。


カイルは剣を掲げ、全力で力を解放する。

蒼光の斬撃が敵を貫き、魔獣や騎士団を一掃する。

ライナとカイも全力で援護し、三人の連携は破格の力を発揮する。


敵の指揮官は最後の策略を放つ。

巨大な魔法陣が森を覆い、破壊の力を解き放つ。

少年は恐怖と覚悟を胸に、伝説の力を最大限に解放する。


「この力で……世界を守る!」

蒼光の剣が魔法陣を貫き、敵の指揮官を打ち倒す。

森に静寂が訪れ、暗黒軍の残党は撤退を余儀なくされる。


戦いの後、三人は森の高台で息を整える。

「これで……本当に一段落か?」

ライナは冷静に戦況を確認し、カイルも深く頷く。


だが、世界の闇は完全には消えていない。

新たな敵、新たな陰謀が確実に蠢いている。

「希望がある限り……俺たちは戦う」

少年は剣を握り、決意を新たにする。


星空の下、三人は焚き火を囲み、未来を見据える。

暗黒軍との総力戦を経て、

少年たちの旅は、真の伝説への幕開けを迎えた。

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