第19話 暗黒軍総力戦


王都決戦と暗黒軍の反撃を経て、

カイル・ヴェルグレン、ライナ・セリス、

カイ・ローデルの三人は、王都郊外に立っていた。


「ここで決着をつける……」

カイルは剣を握り、蒼光の力を確かめる。

「俺たちの力で、暗黒軍を完全に止める」


ライナは魔法の杖を握り、目を細める。

「数は多いが、連携と戦略で何とかなるはず」

三人は互いの存在に力を得る。


カイは森の影を警戒し、周囲を観察する。

「油断するな……奴らは全力で来るぞ」

空気は張り詰め、緊張が全身を包む。


遠方から、暗黒軍の大軍が現れる。

騎士団、魔導士、魔獣の混成軍。

指揮官たちも揃い、戦力は圧倒的だ。


「数で押されても……俺たちは諦めない」

カイルの声に、ライナとカイも応える。

三人は固い決意で前線に立つ。


戦闘開始の合図は、暗黒軍指揮官の咆哮。

一斉に魔獣が突進し、騎士団は剣を交わす。

魔導士は破壊の魔法を放ち、地形を変える。


カイルは蒼光の剣を振り、衝撃波で敵を弾き返す。

ライナは火球と氷の刃を交互に放ち、

魔導士の動きを封じる。カイは盾で仲間を守る。


だが、敵の数は膨大で、戦況は膠着する。

「くっ……力を最大限に……!」

少年は伝説の力を解放し、全身から蒼光が迸る。


一撃で魔獣を吹き飛ばし、騎士団の陣形を崩す。

ライナとカイの援護で、連携はさらに強力になる。

しかし、暗黒軍の指揮官たちは策略を巡らせる。


魔導器を使い、地面に裂け目を作る。

魔獣を操り、三人を包囲する。

「まだ……諦めない!」

カイルは蒼光の剣を振るい、仲間を守りつつ戦う。


戦闘は長期戦となり、三人の体力は限界に近づく。

だが、伝説の力を制御するカイルの存在が、

戦局を有利に傾ける。斬撃ごとに敵は吹き飛ぶ。


ライナは冷静に戦況を分析し、

魔法で敵の魔導器を封じ、攻撃を助ける。

カイは盾で前線を支え、仲間を守る。


ついに、暗黒軍の総司令が前線に姿を現す。

「伝説の力……侮るな」

指揮官の冷たい声が森に響き、戦場は最高潮に達する。


カイルは剣を掲げ、全力で力を解放する。

蒼光の衝撃波が敵を貫き、魔獣や騎士団を一掃する。

ライナとカイも全力で援護し、連携は完璧だ。


暗黒軍の指揮官は最後の策を放つ。

巨大な魔法陣が森を覆い、破壊の力を解き放つ。

少年は恐怖と覚悟を胸に、力を集中させる。


「この力で……希望を守る!」

蒼光の剣が魔法陣を貫き、指揮官を打ち倒す。

森に静寂が訪れ、暗黒軍の残党は撤退を余儀なくされる。


戦いの後、三人は森の高台で息を整える。

「勝った……完全に勝利したのか」

ライナは冷静に戦況を確認し、

カイルも剣を握り直す。


だが、世界の闇はまだ完全には消えていない。

新たな敵、新たな陰謀が、確実に蠢いている。

「希望がある限り……俺たちは戦う」

少年は決意を胸に、星空を見上げる。


運命の歯車は回り続ける。

暗黒軍総力戦で得た勝利、

少年たちの旅は、さらに険しい戦いへと誘われる。

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