【SF短編】豪雪都市東京
六日島後輩@徒歩堂
#1 面影と雪 in港区青山
『そしてまたはじまる』
一
美容室の鏡を覗き込むとき、なぜなのかいつも昔好きだったあの女のことを思い出す。
また少し年をとったらしい私の顔に、あるはずのない面影を探してしまう。
それはもしかしたら、あの頃、美容室にいるあいだずっとあの女のことを考えていたからなのかもしれなかった。
まだ学生だった頃、この鏡の前に座るときにはいつもそうだった。
それは前の日に大学で会ったあの女の鼻歌であったり、私の隣でムキになってテレビゲームをする横顔であったり、意思の強さが真っ直ぐにぶつかってくるような瞳の色の深さだったりした。
私は飴を舐めるように、取り留めもなく、あの女のことを思い出した。
何年ものあいだそうだった。
会わなくなってからでさえ。
それはこどもの頃に躾けられた習慣と同じように、私の無意識に染みついて、ただ意味もなく繰り返されているのかもしれなかった。
そんなことを考えていると、不意に白い光が翻って私の前髪を一束断ち落とした。馴染みの美容師がひとの良さそうな笑みを浮かべ、鏡のなかで私を覗き込む。
「このくらいでどうでしょう?」
「ええ」と私も微笑んだ。
そんな自分の顔にさえ、私はあの女を重ねている。
鏡の向こうから清潔な冬の陽射しが射し込んでいた。通りに面した壁が一面窓になっているのだ。その向こうに見える青山の町並みは、学生時代と少しも変わらない。斜向かいに古い結婚式場があって、今日もやはり、見学らしい若い二人連れの姿があった。
大学を出てしばらくした頃、あの女が結婚したことを人伝てに知った。詳しいことは聞かなかった。ただこの結婚式場を見るたびに、その事実もまたなんとなく思い出すようになった。
「同窓会、楽しんでくださいね」
いつのまにか私の髪はすっかり切り揃えられ、いつものいかにも几帳面そうな女の様子になっている。美容師はさっと鏡を取り出して、私の後ろ頭をおおきな鏡に写してみせた。
同窓会というのは半分だけ本当だ。そしてもう半分、正確ではない。
学生時代に慣れ親しんだ青山の街で、恩師の謝恩会がひらかれることになったのだ。もう長いこと、ゼミのメンバーとは連絡をとっていない。きっと在学生が言い出したのだろう。恩師の退職に合わせ、何十年分もの卒業生が集まることになっている。
そこには、都合がつくのであればだが、あの女もやってくるはずだった。
三十三歳になっているはずだった。
会いたかった。
エレベーターの扉がひらくと、すぐ目の前に長机と座っているふたりの姿があった。顔をあげたひとりが破顔して立ち上がる。
「来た! 来たねえ。久しぶり」
一瞬だけ間を置いて、私も微笑み返した。
すばるはまるで昨日別れたばかりのような気安さで、私に腕を回して喜んだ。ワンピースなんか着ているから、誰かと思ってしまった。
「変わんないねえ、朝陽は! 何年ぶり? 卒業してから、えー……十年?」
「十年。あんたはほんと相変わらず……」
「二次会来る? 来るよね? ワインのおいしいお店押さえててさあ!」
「聞けよ、こら」
つい笑って、はしゃぐすばるをやさしく小突く。店内に視線をやると、グラスを手に談笑しているひとがもう何人もいた。整った服装をした、若いひとからたぶん歳上のひとまで。
見知った顔もあって、彼らもすぐに私に気がついた。変わらないねと口々に言い合った。
だが遅れてやって来た恩師は、なんだか随分と老いてちいさくなったような気がした。
どうやら大病をしたらしい。
そうすばるが教えてくれた。
「入院される前は、先生のうちに皆で集まったりしてたんだよ。朝陽は来なかったよね」
「まあねえ。それって
「一回、見かけたけど……」
なんの気もなさそうにあの女の名前を出すと、すばるは困ったように眉を下げて笑った。
「そのあとは来なかったと思うな。ふたりはいまでも連絡とってるの?」
「べつに。ちょっと思い出しただけ」
二次会には結局行かなかった。
レストランのあるビルから出たところで、すばる達とは別れた。
ひとりになって駅へと向かう途中、なんとなく足が向いてそのまま、あの頃あの女と歩いた道を辿った。ゼミのあと私たちはよくふたり連れ立って夜の青山の街を歩いた。
ほとんど会話はなかった。それでも私はあの女と歩くのが好きだった。
歩くリズムが好きだった。
軽快に揺れる髪が好きだった。
その美しい横顔が、
迷いのない視線が好きだった。
そうやってあの女と歩いた道を、今夜はひとりで歩いている。
言葉にしてそう思ったとき、急に、すれ違う人々が上空を指さしたり手のひらでなにか受けるようにしていることに気がついた。視線を追うと、空を覆う雲を削り落としたように細かな雪が舞い降りてきている。
自分の口から立ち昇った息ははっきりと白かった。
東京は今夜、長い
二
上京した私に
東京の下町に生まれ育ったというあの女は、私が古いアパートの一室にストーブも持たず年を越そうとしているのを知って、そのおおきな目を丸くして驚いた。
私は生来のものぐさと学生には仕方のない経済状況からストーブの導入を先へ先へと送った末に、その初めての冬をただ布団にくるまって暮らそうとしていた。
「そんなことで死なれたら困るな」
そう声がかかって驚いて振り返ると、あの女が真っ直ぐに私を見ていた。
同じサークルに属してもう七、八ヶ月は経つ頃だったが、あの女が後輩に向かってなにかはたらきかけたのはきっとこのときが初めてだったに違いない。
あの女はいつも部室の隅に椅子を引いて、本を読んでいるか、古いテレビゲームを弄るかしていた。同輩とは時折言葉を交わすようだったが、後輩の前では決して口を聞かない。
そんな様子だったから私も後輩たちの類に漏れず、あの女をやや畏怖していた。
「今日は何限まで?」
「はあ。四限ですが……」
と私はつい畏まって答えた。
「じゃあ終わったらまた部室に来なさい。安く手に入る場所を知ってるから」
「清原さんのお手を煩わせるわけには……。あの、まあ、自分でなんとかしますんで……」
「あのね。そんなことで部室に遺影でもできたら困るの」
結局、戸惑って「はあ」だの「まあ」だの言っているうちに押し切られてしまった。夕方になり恐る恐る部室に顔を出すと、待っていたらしいあの女は私の顔も見ずにこう言った。
「電車すこし乗るけど。いいよね?」
東京は年が暮れる頃になると、氷点下まで気温が下がる晩がくる。それを知らなかった訳ではない。しかし関東平野の外にある比較的温暖な地域に育った私には、その過酷さをきちんと想像することができなかった。
きっとそれを感じ取ったのだろう。
「昔ね、そうやって本当に死んだひといたらしいよ。聞いたことない?」
電車に揺られながら、あの女はさらりと私を脅かした。
実際、あの女は数駅先の駅に程近い裏路地に、型落ちの家電を安く売る店を知っていた。店先に溢れた、嘘みたいな値段の貼り付けられた古そうな冷蔵庫やら電子レンジやらに呆気にとられていると、構わずどんどん店の奥に入っていく。
「おじさん、前にストーブってあったよね? あれ、まだある?」
顔を出したのはひとの良さそうな初老の男で、あの女を認めると溶けたように笑った。
「ありゃ、スイちゃん。珍しいね。なに、ストーブ増やすの?」
「私じゃない。こっち。後輩」
簡素な紹介に頭を下げると、男は「ふーん」と言って目を丸くした。
その表情には、どこか先ほど大学でみた、あの女の驚きの面影があるような気がした。
男は店の奥から膝丈ほどの白いストーブを持ち上げてきて、私の前に据えた。
「部屋はどれくらいなの?」
「六畳間です」
「なんか古いとこ住んでるんだって」
とあの女が挟んだ。
「そりゃまた。ストーブの配管あるとか、わかる?」
「配管? 電気とガスは引いてますけど……」
「うーん」
結局、その白いストーブで良かろうということになった。裸のストーブを抱えて電車で帰るのは不思議な心地がした。
その日以来、あの女は顔を合わせると「最近どうなの」と私に訊ねるようになった。私はそのたびに丁寧にその日暮らしの近況を話した。
大抵はそのまま終わってしまうのだったが、あの女は時々「寒いんだからちゃんと食べな」とか「じゃ、傘持ちなさい」だとか世話を焼くようなことを言った。
その流れで昼食に連れ出されることもあり、次第に私はあの女に懐くようになった。
そんな私達のやりとりを見た他の後輩たちも少しずつあの女に話しかけるようになり、初めは両者ともぎこちない様子をしていたが、次第に打ち解けて皆でテレビゲームをするようなことも増えていった。
やがて氷点下の夜が来て、雪が降り始めた。
大学はオンライン講義になってしまい、部室に集まる者もいなくなり、私達が顔を合わせることもなくなった。帰省ラッシュのあとは、街でひとを見かけることもとんと減った。
私は近くの駅が募集をかけていた雪掻きのアルバイトに出るようになり、夜通し線路から雪を除けて、朝になる頃にようやく自分の六畳間に帰るという生活をするようになった。
夜のあいだひとのいなかった部屋は、硬く冷たくなって主人を迎えた。まるで雪山をさ迷ってやっと見つけた洞穴にひとり蹲るというような気がした。
私はあの日あの女に教わった通りに、ダウンコートを着たまま六畳間の隅にストーブの火を点けた。そして布団が温まるまで、炎の前に座り込んでうとうととした。
そうして火を焚いているといつも、ストーブの網の向こうに揺れる熟れた色に、頬に触れてくる熱に、まるで夢にでも見るようにあの女のことを懐かしく思い出すのだった。
三
まだ春は遠い二月。
部室で久しぶりに顔を合わせたあの女は、少し驚いたらしい顔をした。
「山本さん、髪伸びたねえ。誰かと思っちゃった」
言われてみれば確かに、毛先がすっかり肩から下りている。雪に閉ざされた街ではほとんどひとに会うことなんてなかったし、気にしなかった。自分で切るのも憚られたので。
「お金がないもんで、どうしても……」
そう言って済まそうとすると、あの女はトンと本を閉じた。
「ふうん。そういえば友達がカットモデル探してたな。興味ある?」
「ともだち?
「うん。美容師」
驚いていると「お店、青山だよ」と言い添えた。
少し迷ったが、紹介してもらうことにした。髪を切ってほしいというよりは、あの女の友達の顔を一目見てみたいという気になったのだ。 店は大学から青山通りを少し歩いて、路地を入ったところにあり、白い洒落た造りをしていた。
出てきた美容師は若い女で、なるほどあの女の知り合いだと納得させる物静かな雰囲気があった。私もあの女も口数の少ない性質だったが、この美容師もやはりそうだったのだろうか、手元の鋏に意識をすべて集中したように無駄なことはなにも話さなかった。
だからかもしれない。平生、ひとに髪を切られるようなときには、あとからあとからつまらない話を振られては適切らしい無難な相槌を打つことに追われるのが常だった。
だがこのときは、美容師の沈黙と、店のシンとした冷たい静寂とに包まれて、私はごくごく自然に考え事へと意識を傾けていった。
私は慎重に髪を切られていく自分をおおきな鏡に見ながら、このとき初めてあの女のことを考えた。
それは単に、声に出さない世間話をひとりでつらつらとするようなものだったのだが。
はたしてこの美容師とあの女とは一体どうやって知り合った友達なのだろう、訊いてみればわかることだが、しかしこの沈黙を破るのは勿体ない……。
それはただの暇つぶし、ただの手遊びのようなもので、意味はなかった。
このときには、まだ。
その後も私は時々その美容師のもとに通った。うまく切ってくれるときも、派手に失敗されるときもあったが、どんな場合でもそれはあの女との共通の話題として機能した。
私はそのことに甘い満足を抱いた。
そんなことをしているうちに季節が巡り、また冬になった。その日、東京には初雪の予報があり、明くる日からは大学がオンライン講義になることがもう決まっていた。教室でも廊下でも、学生たちは帰省やら避寒地への旅行やらの話でもちきりだった。
夕方、ゼミのあと教室を出ようとした私をあの女が呼び止めた。
「ねえ。ちょっと一杯、飲みに行かない?」
お酒に酔って歩く夜の青山の街は冴え冴えとしていた。もう何日か前から気温は氷点下で、雪が降る日らしい底冷えだったが、少しも気にならなかった。
私たちは青山通りを目的もなくぷらぷら歩いた。交差点のおおきなサイネージにくらげを見た。硝子張りのビルがまるで暗いのや、逆に灯りそのもののように明るいのを見た。
地下鉄の出入り口をいくつも過ぎて、当時私の住んでいた古いアパートからも離れ、時々すれ違うひとの声のほかは静かだった。
隣を歩くあの女は、少し頬を赤らめて、そしてほんのすこし微笑んでいるようにも見えた。
もう随分と親しくなったとはいえ、あの女が笑うところなんて私は見たことがない。美しい横顔に、なにか店先を過ぎるたび白やら橙やら様々な色の光が射した。
それはまるで劇場に座って舞台上の女優を見るように現実味がなかった。
やがて唐突にあの女が言った。
「東京は楽しい?」
「はい。はい、とても」
「今年の雪季も東京で過ごすの?」
「そのつもりです。寒いのにはもう慣れました。ストーブもありますし……」
私は六畳間の隅で主人を待つ、小さな白いストーブのことを思い出した。その網の向こうに揺れる熟れたような炎と、私自身から沸いてくるようにからだを温める熱のことも。
それを感じるときにはいつも彼女を思い出すことも。私は急に照れ臭さを感じて、早口に付け足した。
「明日からは暇ですけどね。大学もないし、友達もみんな帰省するし……。彗子さんが羨ましいですよ、友達とか知り合いとか、いっぱいいるでしょ?」
「そうでもないよ。私あんまりひとと連絡とらないから」
「え? ……そうなんですか?」
それは確かに普段の物静かな様子からすると不思議のない回答だったが、ふと、この寡黙な女の持つ謎めいたコネクションが私の気にかかった。あのストーブを売ってくれた店主や、カットモデルを探していた美容師のことを思い出した。
訊ねてみると、あの女は肩をすくめた。
「ああ、あれは……ちょうどSNSで見かけて。直接話したのなんてふたりとも何年ぶりだったかな……。そう、だから……だからさ」
あの女は眉を下げて笑った。
それが私が初めて見た、
あの女の笑顔だった。
「だから……きみのおかげなんだ。ありがとう、朝陽」
四
あれから十年以上が経った。変わらず雪深い東京の街。通りの向こうに見た母校は、あの頃と変わらず暗く静かにそこにあった。
歩き続けるうちにどこかで道を間違えたのだろうか、いつのまにか戻ってきていた。
気がつけば道路には雪が降りていて、踏むと踵に音がする。
雪降る中を歩き通したからだは冷えて、顔に触れてみても感覚がないほどだった。私は歩みを止めて、少しの間雪を避けられる場所を探した。
時刻はまだ八時を回ったばかり。馴染みの飲み屋もカフェもまだやっているはずだ。
だがいまの私には陽気なひとの声のなかになど入っていく気はとてもしなかった。
すこしの間ただ雪を見上げた。
砂時計をひっくり返したような雪……。
ふと見慣れたコスモス青山の特徴的な青い三角看板のうえに薄く雪が積もっているのを見つけた。足跡は皆それに気がつかずに通り過ぎていったらしい。
私はうら寂しい心を抱えたまま、雪の踏みならされていないほう、植え込みと植え込みのあいだを抜けてひとけのないほうへと進んだ。
やがて急に視界がひらけてまた特徴的な青い三角形の看板がある。そのそばに、地下へと向かうエスカレーターが屋根に守られてあった。
やや俯いてエスカレーターを降りていくと、ちょうど上がってきた若いカップルが本の包みを抱えているのが見えた。
片方が笑って言った。
「だからさ、キヨハラスイコの台詞回しはさ」
思わず振り返ったが、話し声はそのまま昇って遠ざかっていった。聞き間違いだったのではないかと思った。それはまるで美容室の鏡の向こうにあの女の面影を見るように、通りすがりの会話にあの女を見出したのではないかと。
降りた先にあった自動扉をくぐると、ふっと温かな空気が私を包んだ。顎まで留めていたコートを脇に抱えて覗いた明るさの正体は、どうやら変わらず書店であるらしい。
心地よい静けさのなかを、私は書棚を本の表紙をなんとなく眺めながら歩いた。あの女に連れられて何度かこの書店に足を踏み入れたことがたしかにあった。
私はあまり読書の習慣を持たない学生だったが、あの女は書店に行けば必ず一冊選んで、読み終わったそれを翌日私に貸すのだった。
森見登美彦も村田沙耶香も町田洋だってあの女が私に教えたのだ。そんなことを、また、ただなんとなく思い出した。
広い店内をひとまわりするかという頃、ふと、こちらに向けて置いてある本の表紙に目が留まった。
タイトルの下には確かに清原彗子と書いてある。私はあの女が部室の隅に椅子を引いていつもなにか本を読んでいた姿を思い出した。
その本にはこう書かれていた。
「美容室の鏡を覗き込むとき、なぜなのかいつも昔好きだったあの女のことを思い出す。」
(おわり)
†
テーマ曲:鈴木真海子「どっかの土曜日」
はじめまして。
六日島と申します。
雪国になった東京の物語、カクヨムでは一作目です。いかがでしたでしょうか。
カクヨムではSeason2からを掲載していきます。Season1はnote、pixivに掲載中です。
続き物ではないので、どこからでもお気軽にどうぞ。
note→https://note.com/tohodawe/m/mc7c8a29d167b
pixiv→https://www.pixiv.net/novel/series/13206243
最後のところで折角作家さんのお名前を出したので、ふたりが読んだであろう本もご紹介します。
・森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」
・村田沙耶香「コンビニ人間」
・町田洋「惑星
↑これだけ漫画です
たぶん本をあまり読まない朝陽のために、たくさん考えて選んでくれた本だと思います。どれも読みやすいです。
このままSeason2も楽しくやっていきたいとは思います。よろしくお願いします。
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【SF短編】豪雪都市東京 六日島後輩@徒歩堂 @toho_dawe
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