ナイトドライブ
近藤末広
第1話
人々がクリスマスやら年越しなどでお祭りムードになっている今日この頃、私も仕事で冬の休暇(約10日間もいただいた!)をいただき故郷、横浜に帰ってきたところである。実家に帰ってきたところで普段の日常と変わらずベッドで寝転がりながらスマホを弄りながら動画を見たり音楽を聞いたりしていると友人のマサユキから電話が来た。
「よぉ。久しぶり!元気にしてるか?」
「おお!久しぶり!元気だよ!なした?」
「トシユキ、今帰ってきてるんだべ。ちょっと飯でも行ってドライブでもしようよ。」
「ああ。いいけど、何時くらいにする?」
「今からに決まってるだろ〜じゃあ待ってるから!」
電話がプツンと切れた。相変わらずマサユキらしいなと思いつつ私はベッドから重い腰を上げ車を出す準備に取りかかった。
マサユキとは、中学校からの知り合いで、かれこれ10年以上の友人関係である。が、中学もしくは、高校も同じクラスになったことは一度もない。なんで仲良くなったかは、あまり記憶がなくておぼろげながら友達との繋がりによって一緒にカラオケ行ったりカードゲームを通じて仲良くなったんじゃないかと記憶している。
しかし、高校1年から2年に上がる時、マサユキは、成績不振により高校を中退してしまったのだ。そこからは、全く連絡を取り合うでもなく音信不通になってしまった。再び連絡を取り合うようになったのは、自分が高校を卒業し大学生になった頃である。私が、たまたまSNSで近況を投稿している時にマサユキから連絡があったのだ。
自分が大学生になった頃に相手もまたどういうわけか大学生になっていたのだ。高校生の頃は勉強は二の次で散々遊びまくっていたというのに彼も彼なりに頑張ったのだなと達観していたと思う。
そういうこともあってか、彼とは、中学生以上(中学生の頃は全然仲良くなかったが!)に仲良くなりお酒を飲みに行ったり、ドライブしたりと私のマサユキの中ではかけがえのない存在になっていった。
それからは、私が休暇に入って故郷に帰ってる時は定期的に連絡取り合ってお酒を飲みにいったり、ドライブして温泉に行ったりと交友を重ねている状態である。あれから、5年、私は社会人としてスーパーの店員として地道にスキルを上げ社会人として順調に重ねているところ、マサユキはいまだに大学を卒業できずにいる。
マサユキが言うところ卒論の内容が難しく投げやりになっている状態らしい。
自分や自分の同級生などが卒業して社会人として邁進していっている中、彼一人まだ、大学生(もう4回も留年している!)として生活している所に私は些か、不安と心配でしかないというのが私の今の気持ちだ。それをもって今回久しく彼と会うので今の現状を問いかけて行きたいと思っている。
ーーー
家を出ると深夜ということもあり冬の凍て付く冷気が私の肌を刺激した。寒い思いをしながら夜空を見上げてみると雲一つない空とオリオン座が一際目立って輝いて見えた。
こんな都会でも星空は綺麗に見えるんだと感心しつつ駐車場へ向かって足を運んで行った。
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ナイトドライブ 近藤末広 @dazaiyukio1201
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