私はあなたのことが好き。

@syukasama

第1話 私はあなたのことが好き。

この世界には2つの捻じれた角を持ち、12枚の6色の翼を持ち下半身が人ではない。『魔王』がいた。その魔王は西の国で魔王城を立て、着々と世界を征服しようとしていた。だがその魔王は消えた。勇者が倒したといったが、私達の世界には、『勇者』がいない。日本に16年いたが勇者とかそんなのは無縁だった

私『君塚ルリナ』は思っていた。その日はいつも以上に酷いことが起きた。

ドーーーンっという大きな音が鳴り響き、今では『ヘルドア』という大きな青い輪っかが出てドラゴンや、オークなどといった化物がたくさん出てくる。

そんなバケモノを倒すべく世界で作られたのが『ディスペア』

ディスペアは絶望を意味する。バケモノに絶望させられる日々を変えようと名付けなれた名だ。私達日本は日々その化物を倒すために12歳からディスペアに入るための訓練を受ける簡単に言えば軍事学校だ。

私もその軍事学校に入ったが、私は............『魔王が好きだ。』

圧倒的カリスマ性を持ち、6人の悪魔と契約をするほどのメンタルを持つ

悪魔との契約は軍事学校で習ったが1体契約すると、メンタルがゴリゴリ削られる。2体契約すると精神が病む。3体契約すると悪魔に飲み込まれ悪魔になる。

だが魔王は、6体の悪魔と契約をしている。軍事学校の先生は最高でも2体。

魔王の圧倒的実力、そんな魔王を好きになった。愛していたい。魔王様を見てみたい。そんなことを思っていた。外から上官の声が聞こえる「さっさと並べ!!腰抜けども!!!!!」私達は、はい!!っと大きな声で返事をし外に整列した。

上官は今日の任務について話した。

「今日のお前らに与えられた任務は赤龍の討伐!!銃火器、刀を使い全力で倒せ」

 「上官!悪魔と契約している人たちは今何をしているのですか!」

一人の生徒が上官に言った。上官は近づき言い放った。

「悪魔持ちは今魔王軍幹部を討伐しに全員いない!いいかお前らが赤龍を討伐するんだ!いいな!死んでも倒せよ!」

「「「「はい!!!!!」」」」

総員が締め付けられるような返事をした。

車での道中車内では、とある会話が聞こえた。

「なぁなぁ魔王ってよ6体の悪魔と契約していて、なんで勇者に負けたんだ?」

「魔王自体が弱かったていう話だぜ?」

「魔王は実際悪魔とは契約していないとか?」

そんな会話が聞こえる。だがその話は噓だ。本当は勇者なんていない。

魔王軍の幹部が魔王を封印した。それは魔王が決断を間違えたからだ。

魔王は世界を征服しようとはした。だが結果魔王は仲間すらも殺そうとした。

私のおかぁさんが教えてくれた。魔王「テオ」は人の事を誰よりも分かっている

私の事も頼りにしてくれたと、最初に会ってくれたと、私を愛してくれたと、

私はそんな魔王が好きになった。そんなことを思っていると運転席から赤龍の発見報告があった。「赤龍見つけました。直ちに戦闘態勢を取ってください」

グァァァァァァっと赤龍の鳴き声が車内にいても聞こえる。

「全員外に出ろ!、アサルト部隊赤龍の目を狙え、刀部隊赤龍が倒れたら翼を斬れ、尻尾もだ。いいな?全員生きて帰るぞ!」「「「おー!」」」

全員がやる気に満ちたが結果は酷かった。赤龍討伐に30人が行った生き残ったのは、11人その中に私は含まれている火を吐いてくることは知っていた。

だが扇形に吐いてくるのは知らなかったそのせいでアサルト兵9人刀兵10人が

死んだ。私は刀兵の生き残り、仲間の死を受け止めれなかった。

上官は、「残念だったな、仲間も、失うものが多いが頑張ってくれ」

私は唇から血が出るまでかんだ。仲間の死を受け止める、そんなこと簡単じゃない。その時後ろから声がした。「仲間の死を受け入れないのか?」

爽やかな青年の声だった「いい剣を持っているね、ふふ、一度手合わせ願いたいかな」少年は夕陽に照らされ、顔には微笑みがあった

「いや、無理をしなくていいよ、仲間の死を紛らわせるには「会話」が大切ともいうだが僕は戦って、言葉を交わしたい。少年は剣を構えた。

「いいですけど、私、強くないですよ?」私も刀を持ち構える。

「いいの、いいの、刀で語ろうよ」そう言うと少年は地を蹴り

私に跳びかかってきた。カキン!っと金属と金属が叩き合う音が聞こえる。

私は気づいた。男は最初の一撃以外全くその場から動いていない。

私の攻撃をいなしている。「刀と剣の違いって何だと思う?」少年が聞いてくる

「分かりません。」と私は答える少年は言う「正解は使いづらさだ。僕は刀の方が好きなんだ。でも都合上、剣を使っているんだ。刀はいなしやすいし軽い、

剣は両面で斬れる。確かに、お互いメリットがあり、デメリットがあるんだ」

私は結局一本取られてしまった。

「ありがとうございます。おかげでなんか向き合えた気がします。」

「いいんだよ、気にしないで、なにより君には彼女と近い物を感じたんだ。

いや、彼女の娘かな、ルリによろしく。ルリナ」

「えっ?」私が顔を上げた時には少年の姿はなかった。

「なんで、私のおかぁさんの名前と私の名前を・・・」

私の頬には涙が流れていた。懐かしいそんな感覚がした。


次回 あなたを好きになった私


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