ドイツ系彼氏
雨都 天音
私は婚活中なのであなたと付き合えません、と答えてみた件
恋愛観は人それぞれかと思います。かくゆう私も元々オタクだったので、脳内二次元が充実しているなら結婚しなくてもいいんじゃない?と思っていました。
結果的には国際結婚をしたわけなのですが、これはあるぶっ飛んだカップルの話として聞いていただければと思います。
いらないよ!と言われそうですが、まずは、さらっと私の当時の恋愛観を紹介しますね。
学生の頃、なんとなく24歳になったら恋人ができて、27歳になったら結婚する!みたいなスローガンをつくっていたのですが、就活やなんだらで、婚活ができるように生活基盤がととのったのは20代後半になってからでした。
気づいたら、歳をとっていた!パターンですね。
今思うと、なんで婚活しようと思ったんだろうと振り返れるわけなのですが、独身のまま還暦を迎えた自分が「離婚したとしても一度でも結婚していたら良かったのに!」ときっと一度は考えるだろうと思ったからです。
当時は、仕事の後や週末にフランス語やドイツ語の短期クラスやキックボクシングなどいろいろな習い事をしていて、週に5回ほど色々な活動を詰め込んでいたのに、婚活パーティーには参加するという謎の行動をして、知り合いの人には、「同じ出身校から彼氏を探したらいいのに」と言われていました。確かに、そっちの方が確率が高そうだ。
で、語学教室のパーティーで、今の彼と知り合ったわけです。
え?どっちの?と思うでしょう?
答えはドイツ語教室の方です。
パーティーで顔見知りになりその二次会に数人で飲みに行こう!となって連絡先を交換し、後日彼とデートをすることになりました。だから、出会ってデートまで1週間くらいですね。
さて、ドイツ人の彼とデートの初日、おしゃれなカフェで会話していたわけなのですが、
「私は、今婚活していて、将来の旦那さんを探しているので、恋人を探しているわけじゃないんです。あなたとは付き合えません」
と私は彼にアッパーを喰らわせました。初日に。
詳しく彼の日本の滞在期間や予定を聞いていなかったのですが、「外国人の人は日本に短期間しか滞在せず日本人の彼女を作るが結局は破局して、女性はシングルマザーになる」といった偏ったイメージを持っていたからです。逆舞姫的な。
すかさず、彼は
「好きになったら、家族になりたいと思うことは自然なことだよ」
と返しました。
ちなみに、この会話は全て日本語です。日本語ビギナーがよく、気の利いたことを話せたもんだ、と今なら感心できますが、当時の私は彼は正式に交際しても問題ないかどうかの情報集めに必死で、SNSサイトで実在する人か調べたり、「ドイツ人」「恋愛」のキーワードで片っ端から情報を漁りました。
その中の書き込みの記事である日本人女性がドイツの職場でドイツ人の同僚を好きになり、同性の同僚に相談したら「彼は金髪で青い目でかっこいいけど、クールで冷たい。ラテン系は情熱的でいいわよ」とアドバイスをもらった、と書いてありました。
後日、ピアニストの知人に「付き合えない」と私から断ったんだけどそうならなかったと伝えたところ、「ヨーロッパ系は振られてもしつこいからね。イギリス人はシャイだけど」と言われました。曲名は忘れましたが、昔のクラシックの曲で振られたヨーロッパの作曲家が振った女性の名前をタイトル?にして、「愛しの⚪︎⚪︎」という内容の曲を作ったそうです。振られてもめげないってすごい。
余談ですが、数年後、彼の同僚で、超遊び人なイギリス人男性と知り合い、男性は結婚しているのに飲み会の席で「郵便番号違っていたら、浮気にならないよ!」と職場の女性を口説いているのを見て「イギリス人 = シャイ」というイメージは吹っ飛びました。どこにでも例外はいるものです。
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ドイツ系彼氏 雨都 天音 @amato
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