第五章:社会人へ ― 揺るぎない絆
年月は流れ、晴人は大学を卒業し、念願の企業に就職した。
社会人一年目は慣れない仕事で忙しく、会える時間は減ったが、メッセージの一本一本がより愛おしくなった。
・社会人生活のイベント
*初任給でディナー:高級とは言えないが、落ち着いたレストランで、初めて「大人のデート」をした。
*カレンの仕事の悩みを聞く:立場が逆転し、晴人がカレンの相談に乗ってくれるようになった。彼の成長をひしひしと感じる瞬間。
*同僚との飲み会のジレンマ:晴人が若くて人気があることを知り、やきもちと不安を覚えるカレン。しかし、晴人は毎回、詳細を報告し「心配しないで」と伝えてくれた。
*初めての共同旅行:晴人が社会人になって初めての有給休暇を使い、遠くの温泉旅館へ。これまで以上に肩の力を抜いて、ただのカップルとして過ごせた。
そして、交際を始めてから7年。カレン39歳、晴人24歳の秋。
晴人が、よく行く公園でカレンの前に跪いた。
手には、小さなけれど光輝く指輪。
「僕は高校生の時から、カレンのことしか見ていなかった。」
「これからも、ずっと変わらない。」
「僕と結婚してください」
カレンは号泣した。
7年間の不安、罪悪感、喜び、すべてがこの一言に詰まっていた。彼女はうなずき、指輪を受け取った。
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