私の生徒会には百合の花が咲いてます
@hyoukahina
プロローグ
朝の通学路、私は眠い目をこすりながら星原高校への通学路を歩いていた。
(昨日は放課後までは生徒会室で書類作業。帰宅してからは遅くまで課題をしていたから眠い……)
家を出てくる時に寝不足が表に出ないように身なりは整えてきたけど、体のスイッチは入らない。
(授業中に寝るわけにいかないし……頑張れ。私)
寝不足の体に授業の先生の解説は今の私にとっては催眠術を掛けられ続けているような状態だろうし、午前中でスイッチが入ってくれることを願おう。
(なんか落ちた……?)
昇降口で下駄箱を開けて靴を履き替えていると下駄箱に入っていた封筒がひらりと地面に落ちる。
(……私宛だよね……?)
地面に落ちた黄色の封筒を拾い上げる。差出人を確認すると名前は記されておらず、宛名は深井亜弥様と私の名前が記してあった。
(昨日の帰りには入ってなかったはず……。朝に入れるとしても私の下駄箱を知ってる人って限られてくるし……)
昨日の帰りには封筒は入っていなかった。クラスメイトが投函した可能性もあるけど、うちのクラスは好意を持っている相手には直接渡すと前にいっていたので多分ない。
『いつも頑張っている貴女が好きです』
封筒の中身は便箋で文字を見ると寝不足の私の頭は覚醒する。
(え……マジ? ……悪戯じゃないよね?)
文章を二度見してから夢じゃないかと頬を抓ってみるとここは現実だよと痛みが帰ってくる。
(違うクラスの子とはあんまり関りがないし、関りが深いとなると先輩たちだけなんだけど……)
これは聞いたほうがいいやつ……? 私の不安は寝不足での睡魔よりも自分に伝えた相手が先輩たちの中にいると思うと放課後までに心臓の鼓動は私の緊張を伝える様に高鳴っていた。
私の生徒会には百合の花が咲いてます @hyoukahina
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私の生徒会には百合の花が咲いてますの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます