思考
心音
天井
私はずっと天井を眺めていた。
無機質なクーラーと鬱陶しい眩さの照明。
視界に映るもの全てから、この世の全てに私の絶対的味方は断固として存在しないことを感じるが、とてつもなく馬鹿馬鹿しい目なのでさっさと潰してしまいたい。
まあそういう度胸もやる気も無い小心者なので放置している。
ところで今も天井を見続けているが、私は何をやっているのだろうか。何もしていない。
もはや死んでないだけの何か。
世界にこういう人間は何人いるのだろう。もしその人間達が全員死んだとしても何も変わらない、世界は回り続けるだろう。
それなら私は今死んでもいいな
なんて思いながら、実行するのも面倒なので、
ただ病室で天井を見続けた。
思考 心音 @kokone525
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