第二章:戦略と実践
玲子との関係が終わった後(夫の帰還がきっかけだった)、ユウスケは自分が「無類の熟女好き」であることを自覚した。高校時代に同世代の女子に全く興味が持てなかった理由が腑に落ちた。彼は成功体験を分析し、行動に移すタイプだった。
「清潔感を保つこと。そして、何より『聞き上手』であること」
これが彼のモットーとなった。SNS、特にインスタグラムは格好の狩場だった。「承認欲求を満たしたそうなおばさん」──彼女たちはそう自嘲混じりに言うが、ユウスケはそうは思わなかった。人生の豊かさを知りながらも、どこか物足りなさを感じている女性たち。彼は丁寧にコメントをし、メッセージを送り、時には写真の撮り方やレストランのアドバイスをした。その真摯な態度が、次第に心を開かせた。
行動範囲も広げた。あえて遠方で行われるボランティア活動に参加し、そこに集まる人妻や熟女たちと自然に接する機会を作った。環境保護の清掃活動では、53歳の主婦・陽子とペアを組んだ。話を聞けば、子供が独立し、夫は仕事一筋で家庭を省みないという。ユウスケは彼女の自然保護への想いを熱心に聞き、その知識の深さに感心した。数回のボランティアを経て、彼女は打ち明けた。「ユウスケさんと話すと、自分がまだ何かできる人間だと感じられるの」
やがて二人は、少しハメを外しに都心のハプニングバーにも足を運んだ。陽子は初めての非日常的な空間に緊張しながらも、ユウスケがそばにいてくれる安心感から、解放された笑顔を見せた。「こんなこと、もう何十年もしてないわ!」彼女の弾けるような笑い声が、ユウスケには最高の報酬だった。
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