第2話  カテーテル検査決まる。

 3度目に病院を訪れたのは、主人が有給を取った12月14日のことでした。

 また、ニトロをくれる……単純な思いで行きましたが、先生は渋い顔をしていました。


「動脈硬化おこしてるかもしれんな」


 それは検査できないんじゃ……


「カテーテル通して、診てみよう」


「それは最後の手段にしたいです~」


 だって、だって、その昔、母に不整脈が見つかって、カテーテルの検査を受けた時に、付き添いましたけど、4時間くらいベットに釘つけになって、トイレにも難儀してたの知ってるから……しかも、太股から管いれて……?私の太股は人様よりも太いんです。欠陥は細いです。


 一人でパニック起こしてたら、主人が「ぜひ、お願いします」何て言ってるし。


「今は、手首からやるし、トイレも自分で行けるし、日帰りで出来るよ。年内にやろうか?」


 先生は、簡単に仰いますが、私には、まだ、覚悟がて来ませんでした。


「それは最後の手段に残しておきたいですぅ~」


「これでハッキリ分かるんだから、覚悟を決めましょう」


 先生は、慣れているからか簡単に言います。


「なんなら、年内にやるか?」


 ドキン!!


「年内にやるなら泊まりだな」


 ドキン!! 泊まりって入院!?


 入院なんて、10年前の温泉で転んだ足首の骨折以来です。

 しかも、器用に骨を縦に折ったものだから、要手術の上に全治2ヶ月の重傷でした。


 その前に、腹痛が酷くて産科に行ったら、拳大の筋腫があると言われて取ることに。

 この時の手術も全身麻酔でしたが、その前におこなった、脊椎麻酔の痛かったことトラウマになってます。

 それで、骨折の際の手術も本来なら脊椎麻酔で出来るそうですけど、先生に無理言って全身麻酔にしてもらいました。

 眠っているうちに何をされようが構わないのです。

 子宮筋腫の時は、2秒で気を失い、骨折の時は6秒です。


 今回は、手に部分麻酔とのこと。部分麻酔なんて歯医者の注射しか思い浮かびません。


 3度目に、ニトロをもらいに行くつもりだけだったのに、狭心症の疑いアリのカテーテルの検査をすることになりました。

 検査が、午後イチだったので、その後の安静時間を考えると、泊まりになってしまったのでしょう。




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