庶民は如何に?

なかむら恵美

第1話

去年。

令和7年、年末ショック。衝撃を受けたのは、内館さん。

脚本家・内館牧子さんの急逝だ。

いつものようにパソコンを開き、やふじゃぱ。

ヤフージャパンのニュースサイトをぼぉ~っと流していたら、驚いた。

(えっ?)

ぼぉ~っの視力も、一挙に覚める。お目々さんとなり、記事を読む。

2,3日、テレビで報道される度に(ああ)となる。

近く「徹子の部屋」で放映される追悼は、必見だ。


ドラマは、大河の「毛利元就」しか見ていないが。エッセイは好きで何冊か持っている。「今度、生まれ変わったら」(小説)が、最後に読んだ作品だ。

印象的なものとして「「十二単を着た悪魔」を挙げたい。

現代の若者(バイトの大学生)が、平安時代にタイムスリップ。

暫し平安時代の貴族として暮らす。仕事を得て、家族を持ち、年齢を重ねてゆくが、やがて現代に戻る。

「不思議な国のアリス」みたいな話だ。

読みながら、疑問を持った作品でもあった。


登場人物=当然ながら、オール貴族。言葉遣いが丁寧だ。

さすが雅(みやび)。やんごとない。

「〇〇殿には、言葉に品がございませんな」(だっけかな?)

現代言葉で喋る主人公が、窘(たしな)められる件(くだん)。

読んだと同時に、

なら、民。下々。平安時代の下々は、どうしていたのだろうと思った。

庶民は言葉を交わしていたのか?文字を書けたか?習っていたのか?

江戸時代の寺子屋みたいな、一応の仕組みはあったのだろうか?

もし、言葉の存在自体を知らずに生活をしていたとしたら、どのような伝達手段。

意思表示をしていたのであろう?

残したいと願った時の手段は、何であったのだろう?

まさか象形文字?

大昔に見たアニメ「はじめ人間ギャートルズ」(園山俊二原作)みたいですなぁ。時々、文字が立体となって、原野に拡大。ぶっ飛んでましたな。

平安時代もか?まさか、ね。

                               <了>

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