異世界のA級救助者〜早急に向かい支援します〜
@Denpas
第1話 プロローグ
今年で32、俺、【バロン】はもう若いとは一概と言えない年齢に気づいた時にはなっていた。
そのせいか朝は随分と早起きになってしまった。鶏はいつも三十分遅れてから鳴るようになり、意味のない目覚まし時計を売ろうとも思ったが長年やってきた習慣をいざ無くそうと思うと謎に言い表せないむず痒さがある
「おはよう」
誰もいないキッチンに行くが勿論返事が返ってくることはない。
好物のハムエッグトーストを軽く食べて
職場に向かった
‥数分後
「おはよう」
「あら、バロン来たのね」
今日初めての挨拶を交わした相手は冒険者ギルド受付嬢である【サファナ】だ
今日もガラス細工の髪飾りをつけた黄色い髪を1つに束ね、ギルドの依頼板に依頼書を貼っている。
「なにかあるか?」
「北のペルト地区から要請が来たわ。
コカトリス狩りらしくて、人手がいるの
行ってちょうだい」
「‥C級がへまったな」
「そうね、素材欲しさに繁殖地にでも入ったのだろうね」
俺の職場である「救助者」は
ギルドの依頼をこなす冒険者が音信不通、ヘルプ要請、拘束された時に名の通り救助しに行く仕事をするギルド直属の仕事人だ
助けに行くほどだから実力もそこそこ必要でかなりコアな職業でもある
「分かった、どんな具合だ」
「3人パーティのD級2人C級1人ね
ゴブリンの群れに遭遇して一人が足に麻痺矢で身動きが取れないわ。それでの要請よ」
「りょ」
キャリーパーティ程事故に遭いやすいものはない。それを助けるのが俺の職だから仕方がない
向かうか
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