影の代行者
小柳こてつ
プロローグ
人類は、
自らの進化を信じてきた。
だがその裏で、
人間を超える力を欲する者たちが現れた。
新興宗教の仮面をかぶり、
闇に紛れて暗躍する謎の組織――ショッカー。
彼らの野望は、
静かに、しかし確実に、
この国へと忍び寄っている。
かつて、その野望に立ち向かった
一人の戦士がいた。
だが今、
その戦士は姿を消し、
新たな戦いに備えている。
――その空白を埋めるように。
選ばれたわけではない。
改造されたわけでもない。
ただ、
守るために強くあろうとした男がいた。
その男は、
名を捨て、
仮面を被り、
影として戦う。
これは、
語られることのなかった
もう一人の仮面ライダーの物語である。
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