第2話 本資格へ
ダンジョンダイバー仮資格の俺が潜れるダンジョンは2つだった。
Gランクの中でもさらに最下層のダンジョン『ミッシェル』と『サマンサ』。
ダンジョンの名前には一般的には海外の女性の名前が付けられている。
サマンサにはスライム族が現れ、ミッシェルにはウルフ族が現れる。
どちらも雑魚で有名なダンジョンだ。
俺は焼肉弁当を食べながら、サマンサに決めた。
♦︎♦︎♦︎
次の日、サマンサに向かった。
やはり武器はあった方が良いだろうし、家から包丁を持ってきた。
あとはスキルに頼るしか無い。
ロングソードもサマンサの入り口の売店には売っているが、何せ高いのだ。
2万5000円もする。
そう、ダンジョンから得られた宝は基本高値で売り買いされる。
俺は入り口の係員に仮資格を見せ、包丁を構えて恐る恐るダンジョンに入った。
一歩ダンジョンに入ると、すぐに身体が光った。
スキルが付与された証拠だ!
スキルが付与されるとステータス画面を開く事が出来る。
「ステータス!」
ステータスが現れた!
【名前】
【スキル】高速剣、異世界ネットショップ
【HP】150
【MP】160
【SP】150
【TP】140
【力】200
【精神】200
【速さ】210
【魅力】86/100
【命中】74.58%
【運】99999
【魔法】-
【技】高速斬り
【称号】異世界ネットショップに選ばれし者
とあった!
やった!
高速剣とか強そうじゃん!
そう思っていると、「キュー!」という鳴き声と共にスライムが現れた!
ピンク色のスライムが3体…
俺は包丁を構えて高速剣を発動した。
手がすごい勢いで回転し、ピンクスライムを木っ端微塵に斬りつけていく…!
こりゃ、すごい!
俺はあっという間にピンクスライム3体を倒した。
ドロップアイテムは…
ピンクスライムの粉×2
ピンクスライムドロドロソード×1
だった。
俺はとりあえずリュックサックに入れて出口に戻った。
「お疲れ様です!
スキルが分かりましたら、大和ダンジョン委員会に報告してください!」
出口の係員が言った。
「はぁい!」
俺は大和ダンジョン委員会に向かった。
そして、高速剣だけを報告した。
なんとなく異世界ネットショップは無いな、と思ったのだ。
俺は特別な部屋で高速剣のスキルを発動して板を斬った。
すると、すぐに本資格が与えられた。
「おめでとう御座います!
こちら、Gランクのダンジョンダイバーの本資格になります!
詳しくはこのパンフレットをご覧ください。
ドローンとカメラが3万円で売っていますが、ご購入はよろしいですか?」
とても買えない…
「い、いえ、大丈夫です。」
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