絶名。

鬱未満

第1話終わりがあるから始まりもあるよね

「ここは、?」

目が覚めると森に居た、眠っていたのかすらわからない目覚める前の記憶も思い出せない

「なに、ここ暗いじめじめしてる、」

起き上がり辺りを見渡してみても木しかない、木と沈黙が彼女を少し戸惑わせる

「どこなの、何も聞こえないし木しかない…」

見知らぬ土地で思い出すこともできず、一人で居るということを徐々に分からされ困惑で埋め尽くされた脳に少しの恐怖が芽生える

ふと、足元を見てみると何かが書いてある大きい紙と小さい紙が置いてある

「こ、これはなんだろ…」

紙を拾い上げ見てみると汚れていて見えないところはあるが字が書いてある、記憶はないがこれが何かの文章ということは理解できた

『⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎年⬛︎月⬛︎⬛︎、⬛︎⬛︎⬛︎、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎と⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎と共に⬛︎⬛︎の森にたどり着いた、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎には⬛︎⬛︎の呪⬛︎や⬛︎⬛︎⬛︎見た⬛︎いう⬛︎⬛︎があった、我々⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎調査⬛︎⬛︎⬛︎の解呪などを⬛︎⬛︎⬛︎…』

「???、、ほんとになんなのこれ…」

よく分からない文章を前に困惑してしまうがもうひとつの紙にも何か書いてあるのでわかるものがあるかもと期待をし小さい紙の方を見てみる

『⬛︎検⬛︎、1⬛︎⬛︎、名前は名無(ななし)』

「名無?、、誰かの名前?もしかしてわたしの名前?」

これも大きい紙同様汚れで見えないところはあるが誰かの名前が書いてあった

ひとまず自分の名前すらわからないのでこれを自分の名前と思い込むことにした

「んー、名前みたいなのは見つかったけど訳わかんない場所だし暗いし寂しいしどこか行かないと…」

と思い足を運ぼうとした瞬間

「ヒッッッ…?!」

木が一斉にざわめき始めた。風が来たとかそういうものではなく木が何か来ると伝えるかのように。

知らぬ恐怖と何かが来るという直感で思わず腰が抜けそうになる。

「に、逃げなきゃ!!」

ざっざっざと走り逃げる。何が来るのかどこから来るのかも考えず恐怖で真っ白なまま走り抜ける

「えっ?!!」

逃げた先で。彼女の声を上げさせたものは。

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絶名。 鬱未満 @goneangels2020516

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