「ごめん、ごめんね、~~君」僕はお嫁に行かないと、と泣きそうな姐さんを慌てて引き留めようとした。しかし、もう決めたことだから、と姐さんは苦しそうな笑顔を浮かべてごめんね、と繰り返した。なんで姐さんが行かないと行けないの?なんで僕を置いてくの?

......ひどい.......ひどい....ひどいよ姐さん。なぜかはわからないけど、急に姐さんが憎くなった。許せない。僕たちはずっと一緒じゃないの?なんで離れようとするの?ひどい。許せない。許さない。階段を下りようとする姐さんの肩に僕は手をおき、トン、と軽く押した。姐さんは悲鳴をあげながらドシッと床に落ちた。

....え?今、僕なにをしちゃったの?え、姐さん...死んじゃった?殺しちゃったの?

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