もう一度キミに出会えたら

anz

第1話 忘れられた存在

「いらっしゃいませー。」


いつものように挨拶をする。


もう何年もここで働いていることもあって、店に来る人のほとんどの顔を覚えていた。


俺、新田一樹は高校を卒業してから、ずっとこの店で働いている。


小さい頃からあまり人付き合いも得意ではなく、最後に仲良くした記憶があるのも中学の頃からの幼馴染だけだ。


その子の名前は美波遥、中学の隣の席になったのをきっかけに仲良くしていた。


、、、なんで過去形なのかって?


消えたんだよ。


高校最後の夏祭り、ずっと一緒にいると誓った矢先彼女は消えた。


警察が探しても見つからない、ネットニュースにも上がって捜索も幾度となくされたが、見つからない。


言葉通りだよ、本当に消えたんだ。


「一樹くん、、、、、だよ。」


今でも覚えているこの言葉を残して

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