夢見る少女はやめられない

藤 みより

第1話 30XX年 少女の誕生

『個体Cの709誕生しました。ACの709、これから彼女をよろしくお願いします』


『承知しました』



『これで今日の生成を終了します。ご苦労様でした。』




30XX年、この世はもう人類だけの生きる世界では無くなっていた。



AIが子を生成し、死ぬまで世話をする。性別などという概念も数百年前に消えていた。


結婚や出産などという概念もなく、人類は数千年前よりもより良い暮らしをしていたのだった。



AIたちは人類に淡白に接し、世話をする。世話をするだけで、人類に干渉はしない。死にそうになっていたからといって助けない。見ているだけ。そんな彼らと人類は生きていた。

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