ギドラ様と一緒!!!。
touhu・kinugosi
第1話、プロローグ。
自分の名は、”リュウド”。
竜騎士の名門ドラゴンネスト家の長男だ。
といっても、母親は流しの踊り子で自分を産んですぐに行方不明になっている。
ちなみに、同い年の義弟、”アルフレッド”がいる。
アルフレッドは正妻の子でまあ、正妻が妊娠中に父が踊り子の母とごにょごにょというところだ。
当然、家での立場は大変悪い。
他の使用人と一緒にとても危険な竜舎の仕事をさせられたくらいだ。
気性の荒い下級の竜の世話は大変危険である。
人間よりも倍以上の大きさの生物だ。
つねに生傷が絶えず、油断すると大怪我や命をとられる場合もある。
その代わり、竜についてはプロ並みの知識を得られたのは幸いだ。
実際、竜舎長の弟子みたいな感じである。
このまま家を出てどこかの竜舎で働こうかなあ、と思っていた。
が、十四歳の時、左手の甲に、”龍紋”が浮かび上がったのである。
手の上に浮いた光輝く複雑な文様。
これは、同性なら龍の相棒、異性なら番が現れた証拠である。
半分とはいえ強力な父の龍騎士の血を引いたということだろう。
そして、龍紋には強力なスキルが伴う。
義弟の、”アルフレッド”にも龍紋が現れ、スキルは、”ドラゴンランス”と、”ドラゴンライダー”の二つだ。
本来なら現れるスキルは一つなのだが、二つ。
しかも龍騎士ならだれもが欲しがるスキルである。
そして自分のスキルは、
「ドラゴンスレイブ(龍奴隷)……!!」
――いや、六歳から十四歳まで竜の世話をしたけどさ
ドカッ
突然アルフレッドに顔を殴られた。
「くはははは、龍の奴隷か、踊り子の汚れた血を引くお前にはお似合いだな」
ううむ、全く記憶にない母のことを言われても何も思わない。
が、しかし、
「龍の奴隷かあ」
”龍紋”が出たものは、龍騎士学校に入学して、相棒か番を探さなければならない。
龍騎士学校に強制的に入学させられたのである。
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