ハッピードリームライフ!

いぐすり💊

第1話 人がいない世界



ピピピ…





ピピピ …



僕はいつものように目覚ましを止めて布団から出る。

カーテンを開けると空がなぜか紫色で、登校する時間だってのに、

人はひとりもいなかった

「なんだ…この空の色」

思わず独り言が漏れる、そうだお母さんに聞けばなんとかなるかもしれない。

そう思い、リビングへ向かった

リビングについてもお母さんの姿はどこにも見当たらない

そういえば、空がこんな色でもお母さんがいなくなってても何も感じないし

なぜか何も覚えてない、名前も、友達も、家族も、

覚えてるのはここが僕の家だということ、

そうこうしてるうちに学校に行く時間になった

こんなおかしなことになってても先生に怒られるのは怖かったので

仕方なく僕は学校に向かった


学校に向かう最中に時にふと思った、なんで僕はこんなに冷静なんだ?

自分でも怖いほどに冷静、まるで、

「…感情が…なくなってる…?」

そんなわけないと考えながら歩いてると学校に着いた、

学校に入ってもやけに静かだ。教室に着くとクラスメイトがいた様子が変だ

「なに…これ…」

クラスメイトの顔が黒のペンでぐちゃぐちゃにしたみたいにぬりつぶされている

僕は戸惑いながら自分の席についた、その席にはいつも通りに花瓶が置かれており、

ラグかきもされている、そうだ、僕はいじめられてたんだ。

でもいじめをしていた奴らの顔を思い出せない、

すごく憎い、はずなのに。

直後廊下から、コツ…コツ…と音がした。先生が来たのかと思い教室のドアから体を半分出す、でも、それは先生じゃなかった、カマキリのような見た目、カマの部分には鋭そうなハサミの刃の部分が大量についているバケモノが廊下をゆっくり歩いている。僕は反射的に教室を飛び出して、逃げた、逃げた瞬間カマキリがこちらに気づいたのか、咆哮を上げて迫ってくる、僕はどうやって逃げるかを考えてた、

その間にも、カマキリは刻一刻と迫ってきてた、そうだ、何かの本にカマキリは寒いところと湿気の多いところが苦手と書いてあったのを思い出した、

僕は心当たりがあったので、すぐさまそこに向かった、

向かう道中、廊下が血まみれだったり、誰かの叫び声が聞こえた。いったいこの世界はどうなってるんだ、どうしてこんな目に!

そう思っているとそこに着いた、そうそこはプールだ。カマキリを直前まで誘き寄せる、カマキリは勢いよくこちらに迫ってくるので直前で避ける。そうするとカマキリはプールに勢いよくジャボンッ!という音を立てて、落ちる

カマキリは最後の叫び声を上げ、その後ぴくりとも動かなくなった。

僕はプールに入って、カマキリに触れるそうするとカマキリの体が崩れ落ちる。

カマキリの体が最後まで消えた時、カマキリが包丁を持っていたのか、プールの底に包丁が落ちていた

「こんな奴がいるんだから他にもバケモノがいるんだろうな」

そう思い、包丁を拾って片手に持った


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ハッピードリームライフ! いぐすり💊 @igusuri____131322

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ