おっさん傭兵の異世界転移物語
M.I
第1話 前進する
「これから野営地を出発し、集結地点へ前進する。」
『了解、道中は安全化してあるが、敵対ゲリラの攻撃や罠があるかもしれないので、注意して進んでくれ。』
「ゲリラや罠が発生した場合は、引き返していいか?」
『いいや、それは認められない。集結地点への物資補給は急を要するのでなんとしても届けてもらう。そう云う依頼のはずだが?』
「冗談だよ、本気にしないでくれ。だが状況によっては積荷の武器を使わせて貰うかもな。」
『…そうならないように道中の安全を祈らせて貰うよ。因みに、積荷から使用した武器弾薬は依頼料から引かせてもらうから悪しからず。』
「…お祈り感謝するよ。」
通信を終えた車の中で、ひとつため息をつき車を発進させる為に、エンジンを始動した。
俺の名前は、田中・M・ジョーダン、冗談みたいだがホントの名前だ。因みにミドルネームのMはマイケルじゃなくて、マックスだ。
日系アメリカ人で、軍を除隊した後に傭兵として働いている。
今は、クソみたいな紛争地域で、傭兵仕事と云う名の雑用みたいな事をしている。
とある事情で世界的に紛争地域が広がっているので、傭兵としての仕事は潤沢な事が不幸中の幸いというところだ。
そのとある事情というのが、西暦2050年に、全世界的に大規模災害が発生し、世界的な恐慌に陥り、それを引き金に中国とロシアの経済が崩壊、それを何とかしようとしたその時のトップが暴発し第三次世界大戦が発生、その戦争は2100年に終結したものの、各地でその影響は燻っており、世界的に紛争地域が広がってしまった。また、戦争の傷跡は大きく2150年の現在も人的及び物的資源を回復するにはまだまだ時間がかかりそうな状況だ。
しかしながら、戦争は科学の発展を著しく後押しした、AIの発達により兵器の自動化は勿論のこと、兵士のサイボーグ化、新たな武器及び防具の発展、新たなエネルギー開発、魔法のような医療技術、その著しい科学の発展のせいで極端に兵士が損耗し辛くなり、戦争が50年も続いてしまったのは皮肉なものだ。
「さーて、集結地点では、首を長くして物資を待っているだろうから、ちょっち急ごうかな。」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
第1話はここで終わりです。主人公については35歳の男性と云うに設定です。35歳がオッサンかどうかは異論は認めますが、変更するつもりはありません。御了承下さい。
初めての作品となります。誤字・脱字、ご意見・ご感想等戴けると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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