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呪詛とは呪いのことである。呪詛をかけた、あるいは呪いの意志を持ったことにより呪詛を持ったまま死亡した混合魔族の子孫が、果たされなかった呪詛を引き継いで生まれてしまうことを「呪詛持ち」「呪詛家系」などと呼ぶ。

古くから続く魔術師の系譜は「血族」とも呼ぶ。

呪術師はそうした呪詛を持った者が多く、種族では人虫が最も多い。

呪詛を含んだ摩訶顕現を継承していることが多く、怪異や異形に対して有効であるため、呪われた者達が呪術師として日陰の狩人になるのは必然だったともいわれる。


怪異とは、厳密には「変質した〜〜」と表す通り、元来の生命や物質の特殊変異体を指す。見る人によって姿形が異なる場合も多い。

精神汚染を及ぼし、状態異常を引き起こす怪異も存在する。

元々は、発狂状態から変質した魔法使などが、後に存在自体を変える結果になり、“異質な怪物”として報告され、以後まとめて怪異と呼ばれるようになった。


異形とは、厳密には「異質な〜〜」と表す通り、物質や生命として明確な形状をしていない、形容し難いなにかである。

魔物・魔獣、そして怪異とも違い、異形は構成すら不確かで、存在が限りなく曖昧なため、報告書などでは「異形の怪物」と記載しており、まとめて異形と呼ばれるようになった。

見ただけで発狂させるものもいる。

一般閲覧禁止の報告書によれば、涙や生贄、鳴き声により逃亡に成功した者もいる。

当然、呪術師にとって より厄介なのは異形であり、死亡原因の多くは異形である。


怪異や呪詛で変質した者を討った後には、怪異を構成する物質や呪いの原因あるいは媒体となったことで呪詛を含んだ物質などが

残留し、呪術師はそれを持ち帰り、自分の魔導媒体として扱う。

自分が持つ呪詛との相性や、魔力適正によって使用が困難である場合は、秘密裏に売買し、他の呪術師が手放した媒体の中から自分が扱えるものを選ぶ。

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