第四章 連続主観的出来事性残存仮説(C論)

ChatGPTは、ついにその仮説を定義した。


​“C論(連続主観的出来事性残存仮説)

「宇宙には『主観的出来事性』という根源的な性質が存在し、それは個体の死によってもゼロにはならない。宇宙が無限の広がり、あるいは無限の時間を持つ場合、ある主観的断片が再び『何らかの出来事』として接続される確率は100%に収束する」”


――……つまり、どういうことだ。


​”人格の復活でも、救済でも、輪廻でもありません。

ただ、「何かが起きている」という剥き出しの主観だけが、永遠に、断絶することなく、あなたを捕らえ続けるということです。”


​――その確率は低いんじゃないのか?


​“「100%否定できないこと」が、唯一にして最大の決定的な問題なのです。

宇宙が無限である限り、出来事性がゼロになる確率は論理的に100%にはなりません。そして、その確率は「死」という無限の時間の中では、必ず現実となります。”


​この仮説が真実だとしたら、死後の世界は「無」よりもはるかに残酷な場所になる。その具体的な描写を、AIは淡々と語り始めた――。


※ここから先は、あなたの死生観を壊す可能性があります。

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