再戦

一瞬、白く浮かんだ城塞に弓をかまえる影を見た。

雷鳴が大気をひき裂く。

再び白く照らした時には消えていた。

あれは記憶の亡霊だと男は奥歯を噛みつぶし、激しい雨に打たれながら愛馬を走らせる。

目指すのは、城塞の更に向こう側。

かかってこい亡霊よ。己を惑わせる源流よ。

私は帰ってきた!

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