進軍

地平線に白い街並みが見え、馬上の男は拳を掲げ帰郷を告げた。

飛んできた矢が、男の腕に刺さる。

鏃からただよう異臭に毒矢とうめくも、数多の蹄で声はかき消された。

矢が雨となって襲いかかり、そのうち1本が馬の足をとらえる。

ふくれあがる閧の声が開戦を告げた。

もう後戻りはできない。

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