このクソみたいな物語

カヒナ

第0話【プロローグ】

《誰かが呼びかけている》


《それは貴方の事のようだ》


《ゆっくりと目が開かれる》


《そこは薄暗い灰色の空間だった。真ん中には机と椅子が置かれており、おそらく出入口だろう所には扉の枠だけが置かれている。もちろん枠の向こうは壁だ》


《貴方は椅子に座っていた。動く事はできない、いや動く気がないかのようだ》


???「あ、やっと目が覚めた?」


《中性的な声が聞こえる。それは貴方に話しかけている》


???「何も分からないよね〜まぁ最初はそんなもんでいいよ」


《どこから声がするのかは分からない。あいにく視線も動かせないみたいだ》


???「自己紹介をしとこうか」


《そのまま喋り続ける。質問すらもさせてはくれない》


案内人「とは言っても明かせる身分ではないからね。私の事は『案内人』とでも読んで欲しいな」


《自身の事を案内人と名乗った者はその後にこう続けた》


案内人「嘘みたいな空想の物語。だけどその子たちにとっては実際に起こった事」


案内人「君にはね?今から来る子達の物語を聞いてあげて欲しいんだ」






























『まぁ君に拒否権なんてもんはないけどね』

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