第3話

儂3歳になりました。


この異世界アトランディアに転生して3年

儂、カイルは3歳になった。


身体もハイハイから立つ事も出来て

やっと自由に動けるようになった


創造神様からの情報を自分なりに整理し

魔法とは何なのかスキルとは何なのかが大体解って来た。


上の兄2人は今目の前の庭で父上と剣術の稽古をしている


暇なので3人の「すてーたす」を成長した鑑定で見る

昔は名前、年齢しか見えなかったが今は称号、職業が見える。


兄2人は称号も職業もまだ無い、父上は


デューク・マクシミリアン

称号:英雄卿

職業:魔法双剣士


英雄卿とは英雄とは偉業を成し遂げた者か

生まれた時から見ているが纏う気が只者では無いとは思っていた

今の儂では足元にも及ばないだろう。

前世の全盛期ならどうだ?うーむ…

魔法や双剣などとは死合うた事は無いし

以前一人で双剣を振って稽古をしていた父上を見たが

前世でも見た事の無い剣速だった

アレに魔法か全く勝てる未来が見えんな


「カイルどうしたの?あなたも剣術の稽古がしたいの?」


庭の椅子に座って稽古を見ていたら母上が後ろから話しかけてきた姉上もいる。

「母上にベルベット姉上」

母上のステータスを改めて見る


カナエ・マクシミリアン

称号: 日の国カグラの第3姫

職業:式神使い


姫と書いてあって最初は驚いた、それよりも

日の国カグラとは?日の本の様な名前に神楽か…

同郷がおるのかのぉ

式神とは母上がいつも連れて歩いてる狐?だろう

見た目は白い狐だが全くわからぬな


「はい、ワシも剣術には興味があります。」


「でた!またカイルのワシ!」


姉上が儂の後ろに座って頭をぐしゃぐしゃして来る


「またワシね、本当に誰から聞いたのかしら?

自分をワシなんて言うのはお爺ちゃんとかなのよ?」


「なぜかわたしやぼくよりもしっくりきてしまって。」


「お爺様はあなたが生まれてすぐに会って以来会って無いのにねぇ」


「はい全く記憶は無いですね、あ、父上達の稽古が終わりましたよ。」


「そうね、タオルを渡してあげましょう。」


父上と兄2人がこちらに来る


「はい、あなたタオルをどうぞ。」


「ありがとう、カナエ」


母上は父上に姉上と儂は兄2人にタオルを渡す。


「ありがとう、カイル」

頭を撫でて来る

長男シーザーは7歳、無口だが妹弟の事が大好きだ。

言葉にしなくてもわかる優しい兄だ。


「ありがとな!ベルベット姉上!」

次男ロイドは5歳元気ハツラツな儂の時代に

居たような男の子だ


「カイルは剣術が好きだな5歳になったら剣術の稽古が始まる、それまで我慢だな」

父上が笑いながら言う。


「僕は機械をいじりたい…」


長男シーザーは剣術も素晴らしい才能があるが読書やからくり…機械が好きなようだ。


「俺は早くカイルと剣術の稽古したいな!」


次男ロイドは剣術一筋だ、儂も頭はアレじゃから同類じゃな。


「ワタシはカイルと魔法の稽古がしたい!」

姉上は剣術はからっきし、魔法はかなりの才能があるようだ。


儂の家族の潜在能力計り知れないのぅ

まだ子供でこのような才能の片鱗なぞ前世では稀じゃったぞ。

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