ある王国のいのり

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ある王国のいのり

あるところに、小さな国の皇女さまがいました。

皇女さまのお仕事は

夜、王国に住む国民が安らかに眠れるようにお祈りをすることです。


健やかにいますように

心が温かくなるような体験をしていますように

日々の暮らしから、自分の可能性を感じられますように

喧嘩しても、諍いがあっても

自分を苦しまず

前に進めますように


夜が明けるまで、丁寧に心の中で唱え集中しています。


そんな皇女さまを国民は知らず、日がのぼり沈み

また夜が来ます。


そんな皇女さまも夜休む時があります。


季節の変わり目

祝い事の時に

広場には薪がつめられ灯りが照らされます。


踊りを踊り、民同士で語らうお祭りが開かれます。

お祭りでは主に踊りが披露されます。

踊り子たちは、日々の感謝、生きていること、存在していることを感謝し

感謝の気持ちを踊りにし届けています。


踊りを踊っている民

踊りをみている民

感動している民


王宮の皇女さまはすやすやと眠っています。

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