第10話 通学電車

 私はいつものように山手線に乗った。関西の高校から東京のN女子大に進学して数か月・・ようやく東京の満員電車に慣れたところだ。


 私が乗るのは下宿がある御徒町駅。ここから大学の最寄りの目白駅まで、山手線で25分掛かる。いつもすごいラッシュで、最初、私はこの25分が苦手だった。が、カクヨムを始めてからは、この通学時間が逆に楽しみになった。


 私はカクヨムに「春咲夢見草」というユーザーネームで参加していて、自分の小説をアップしたり、他の人の小説を読んだりしている。カクヨムの中で友だちもできた。


 そういうわけで、通学電車の中では私はいつもカクヨムの軽い読み物を楽しんでいる。他の人の近況ノートを訪問したり、運営さんからのお知らせなどを見ているのだ。


 御徒町駅で車両に乗り込むと、いつも同じ場所に立つ。ロングシートの一番端の席に座っているOLの前だ。そこに立っていると、そのOLが次の上野駅で降りるのだ。


 今日も上野駅で、その女性が降りて・・席に座ることができた。今日は雨だ。雨の日は傘を持っているので、こうして座れると本当に楽だ。


 私の横には若いサラリーマンが座っている。いつも同じ男性だ。彼はいつもスマホを見ている。


 座席に座ると・・私もスマホを取り出した。さっそくカクヨムを開く。


 運営さんからのお知らせを見ていると・・


 面白い自主企画が目に入った。


 晴れ女になってみませんか・・という企画だ。


 私は晴れ女です。雨が止むように、私は〇〇をしてあげます。・・ですって!

 

 参加してみようと思った。私は昔から晴れ女と言われてきたのだ。


 でも、雨が止むように、私は何をしてあげられるかなぁ・・


 そうだなぁ・・


 私はダンスが好きで、大学では創作ダンスの同好会に入っている。だから、雨が止むように、ダンスを踊ってあげましょう・・


 カクヨムで、ダンスが好きな人と友だちになれるといいなぁ・・


         了

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☔役に立たないテルテル坊主は・・どうしましょう 永嶋良一 @azuki-takuan

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