いかにもありそうな世界を、浮かび上がらせる描写力。小説の手本。

う~ん、ついこの間、作品にもやられてしまったが、こちらの作品にもやられた。
読後に「上手いなぁ。小説の手本じゃの。」と思ってしまったのだから。脱帽というか、「小説の大事なエッセンス」を思い出させてくれた。

一つ、小説とは人間の心を描くものである。
二つ、論説文と違って、小説には象徴的なものが出てくる。
それは主人公の心理投影しているケースがほとんどである。

それが、雨と人形である。なるほどな。映画に出来そうな感じである。
やっぱり、脱帽である。
まぁ、競っているわけじゃないけど、本日は負けを認めて、賞賛である。

単なる予定調和のハッピーエンドでなく、現実には、いろんな話がある。
ふと、ここ最近、この作者のポテンシャルの大きさに感心することが続いた。