ある日お姉さまが別人になってしまった
彩戸ゆめ
第1話 ある日お姉さまが別人になってしまった
――あの日のことを、わたくしは今でも鮮明に覚えている。
男爵家の長女である姉、キャサリン・ハワードは、昔からとても優しかった。
家の財政が苦しい時には自分の新しいドレスを我慢し、冬の夜にわたくしが咳をしたら、眠い目をこすりながら湯たんぽを抱えてきてくれるような人だ。
「エレナ、寒いでしょう。ほら、これを使って」
「お姉さま、ありがとう……」
そんな姉が、学園に入学する一か月前に高熱で倒れた。
三日三晩、意識が戻らず、医師は首を振るばかり。
母は祈り、父は寝室の前で拳を握りしめ、わたくしはただ小さく震えながら「お姉さま」と名前を呼び続けた。
そして、四日目の朝。
姉は、目を開けた。
だけど、それはわたくしの知っている姉ではなかった。
「……水。あと、窓を開けて。空気が悪いわ」
「お姉さま……っ! ああ、よかった……っ」
「大げさね、泣くほどのこと?」
「だって……」
「ねえ、学園にはこれから行くのよね?」
目を覚ました姉は、回復を喜ぶわたくしたちよりも、これから通う学園のほうが気になるようだった。
以来、姉は別人のようになった。
勉強はできる。むしろ前より賢くなった。
難しい本も計算も、家庭教師が驚くほどの速さで理解していく。
けれど、家族への思いやりが……一切消えてしまった。
父が体調を崩しても、母が夜遅くまで帳簿とにらめっこしていても、姉は手伝うでもなくすぐ自室へ行ってしまう。
「わたしは学園の勉強が忙しいもの。悪いけど、手伝えないわ」
ハワード男爵家は、姉が婿を取って家を継ぐ予定だ。
男爵家は小さく、領地も小さい。
けれど、領民の顔が見える距離にあるこの家を、姉は大切に思ってくれていた。
……思っていてくれたはずなのに。
姉が婚約者候補として会う予定だったのは、同じ下位貴族の、穏やかな青年だった。
誠実で、家同士の釣り合いもいい。父も母も安心していた。
ところが当日、姉は鏡の前で髪を整えながら、まるで当然のように言ったのだ。
「行かないわ」
「え……? でも、お姉さま」
「わたしはもっと上を目指すの。あんな平凡な男と一緒になるつもりはないわ」
父が怒り、母が青ざめ、わたくしは言葉を失った。
でももしかしたら姉は、学園で良縁に出会っているのかもしれない。
それならきっとそのうち、紹介してくれるはず。
けれど姉が誰かを屋敷に連れてくることはなかった。
婚約を申し込む男性だけではなく、女友達の一人ですらも。
姉の交友関係は一体どうなっているのか。
両親に聞いても、あまりはっきりした返事はなかった。
そして一年遅れで、わたくしも学園に入学した。
入学初日から、空気が妙だった。
廊下を歩くたび、上級生の男子がこちらを見て口笛を吹いたり、肩をぶつけるふりをしたりする。
「あの新入生、あのキャサリン・ハワードの妹だってさ」
「へえ」
「姉と同じなら、楽しめそうだけど」
「それは確かに」
彼らからは、いつも嫌な視線を向けられていた。
女子生徒からは、もっと露骨だった。
「男爵家の分際で、あの方たちと結婚できるはずもないのに」
「姉妹そろって、どなたかの愛人狙いかしらね?」
最初は意味が分からなかった。
わたくしは何もしていない。
入学したばかりで、誰とも親しくしていない。なのに、なぜ。
けれど、すぐに理由が分かった。
中庭で耳にしたのだ。
上級生たちが、楽しそうに噂をしていた。
「キャサリン・・ハワードって子、今度は第三王子をひっかけたらしいな」
「男爵家のくせに? やるなぁ」
「愛人志望なんじゃないか? だって、婚約もしないで、あんなに取り巻きを増やしてさ」
わたくしの背筋が凍った。
姉が――高位貴族と親しくしている。
そして、その誰かの愛人を希望していると思われている。
しかも第三王子だなんて。
だってあの方にはもう婚約者がいらっしゃるはず。
姉が何かして不敬罪にでもなったら、うちのような力のない男爵家など、すぐにつぶされてしまう。
やめて。お願いだから、やめて。
わたくしは姉を探して、探して――ようやく、学園の温室の近くで見つけた。
姉は、貴公子たちに囲まれて、華やかな笑みを浮かべていた。
周囲には、第三王子だけでなく、公爵家や伯爵家の子息たちまでもがいて、親しげに姉を囲んでいる。
「キャサリン、次の舞踏会のドレスはどうする?」
「宝石なら、僕が用意するよ」
「どんな宝石がいいの?」
姉は彼らの言葉を当然のように受け取り、まるで舞台の中央に立つ女優のように言った。
「わたしのためにありがとう。みんな大好きよ」
その言葉を聞いたわたくしの目の前が真っ暗になる。
あれは……あれでは高位貴族の愛人狙いだと言われても仕方がない。
婚約者ではない男性とこんな風に親しくしていることも、好意を口にすることも、未婚の貴族女性としては、とてもはしたない行為だ。
このようなことはもう止めるように言わなくては。
わたくしは、勇気を振り絞って姉に近づいた。
「お姉さま。少し、お話が……」
姉を囲んでいた王子たちの目が、おもしろいものでも見るようにわたくしに向く。
それはまるで、新しいおもちゃが来たのかと期待するかのようだった。
「今忙しいの。後にして」
冷たくあしらわれる。昔の姉なら、こんな言い方はしなかった。
「お願いです。お姉さま……その……あまり良くない噂が立ってしまいます」
「噂? くだらない」
「でも……家の名誉が……!」
姉は、つまらなさそうに肩をすくめた。
「名誉なんて、上に行けばいくらでも上書きできるわ。男爵家の名誉にしがみつく人生なんて、退屈すぎるもの」
わたくしは唇を噛んだ。
「……お姉さま、どうしてそんなことを言うのですか。昔のお姉さまは――」
「昔のわたし? そんなの、知らないわ」
姉の瞳には、優しさの代わりに、根拠のない自信だけがあった。
「そろそろ授業が始まるわ。みんな行きましょう」
姉は勉強だけはできるから、彼らと同じ上位クラスにいるのだろう。
そこは校舎も違うから、一学年下で、ましてや普通クラスのわたくしは追うこともできない。
わたくしは、なすすべもなく、姉たちの後姿を見送った。
その夜、わたくしは両親に相談した。
居間の暖炉の前で、父は深くため息をつき、母は手を握りしめた。
「キャサリンが……王子殿下たちと……?」
「噂だけではなく、学園で実際に目立っております。わたくし……もう、どうしたら……」
父は苦い顔で言った。
「注意はしてきた。だが、聞かない。あの子は……熱の後から、まるで別人のようだ」
「一度、学園に連絡して……」
母が言いかけて、声を詰まらせる。
「いや。王族が絡んでいるなら、下手に動けば、家が潰される可能性がある……」
重い父の言葉に、わたくしは、膝の上で拳を握った。
守らなくては。
この家を。両親を。領地を。
そして――どこかにいるはずの、昔の姉を。
けれど、現実は残酷だった。
姉は変わらなかった。
噂は大きくなった。
学園でわたくしが浴びる視線は、日に日に冷たくなった。
それでも、わたくしは逃げなかった。
帳簿を学び、領地の法律を覚え、礼儀作法を身につけ、できる限りの人脈を作った。
下位貴族同士の小さな集まりでも、顔を出して、笑って、頭を下げて――信頼を積み上げた。
だって、誰かがやらなければ、この家は沈む。
そうして、時が過ぎ――姉の卒業式の日が来た。
学園の大広間は、花と光で満ちていた。
卒業パーティーの会場では、婚約者にエスコートされる令嬢たちが誇らしげに腕を組み、周囲から祝福されている。
なのに、姉の隣にエスコートする人はいない。
それでも姉は、満足げだった。
第三王子が用意したという繊細なレースのドレス。
公爵子息が贈ったという宝石の首飾り。
伯爵子息が見繕ったという、薔薇色のイヤリング。
それらを身にまとった姉は、とても美しく、まるで勝者のように微笑んでいた。
わたくしは、心の中で静かに呟いた。
(もうきっと、わたくしの知っているお姉さまはどこにもいないのだわ。あの日から別人になってしまった……)
姉が、わたくしの方へ顔を向ける。
「きっと誰かが婚約破棄をして、私を選んでくれるわ。だってこんなに愛されているんだもの」
壁の花になったままの姉の隣に立って、時間が過ぎるのを待つ。
卒業パーティーは、形式上は無事に終わった。
――誰も婚約破棄などしなかった。
誰も、姉を選ばなかった。
姉は、ひとりぼっちだった。
「……え? どうなっているの?」
わたくしは、息を吸った。
胸が痛い。けれど、言わなければ。
「……お姉さま、何を勘違いなさっているの……?」
言葉を続けようとしたけれど、閉会の鐘が鳴り、それぞれの婚約者を伴った王子たちが揃って姉の前に現れた。
そして、驚くほどあっさりと、笑って言った。
「学生生活は楽しかったよ。ありがとう」
「君のおかげで退屈しなかった」
「またね、キャサリン」
それだけだった。
「待って! 待ってくださいまし!」
姉がすがるように手を伸ばす。けれど、王子たちは振り返らない。
背中だけが、遠ざかっていく。
わたくしは姉の腕を掴んだ。
「お姉さま、やめてください。みっともない……!」
「放しなさいよ! だって、だって……!」
姉の目に浮かぶのは、涙ではなく、怒りと混乱だった。
帰りの馬車へ向かう道は、夜風が冷たかった。
ドレスの裾が砂を吸い、宝石の輝きだけが虚しく光る。
わたくしは、できる限り静かな声で言った。
「お姉さま、これからどうなさるのですか」
「どうって……仕方ないわ。誰か婿を取って家を継ぐしかないわね」
わたくしは首を横に振った。
「それは無理です。もう、わたくしが後継者になるのが決まっております」
「……は?」
姉の声がひっくり返る。
そのとき、馬車止まりの灯りの下へ、一人の青年が歩み寄ってきた。
子爵家の次男で、端正な顔立ちの――クラウス様。
わたくしの、二歳年上の婚約者だ。
「キャサリン嬢、卒業おめでとう。エレナ、迎えにきたよ。家まで送っていこう」
「わざわざ来てくださったのですか?」
「うん。心配だったから」
クラウス様は、わたくしの隣に立ち、チラリと姉に視線を向けた後、わたくしに向かって穏やかに微笑んだ。
その眼差しが、胸の奥の疲れをそっとほどいてくれる。
姉が信じられないものを見るように、わたくしと彼を見比べた。
「どういうこと?」
「来年の卒業後、わたくしはクラウス様と一緒にハワード男爵家を継ぎます」
いくら王子たちにとって姉とのことは遊びだったといっても、婚約者の方々にとってはおもしろくなかったに違いない。
わたくしは何とか彼女たちにお会いして直接頭を下げた。
そして両親も含めて話し合った結果、姉のことに責任を取って両親は、わたくしの卒業を待って、わたくしに爵位を譲って引退することになった。
ありがたいことに、第三王子たちの婚約者の方々が、あんな身持ちの悪い姉を持ったわたくしにはちゃんとした縁談など来ないだろうと、クラウス様を紹介してくださった。
そうして一年の間に、わたくしとクラウス様はお互いを大切に思うようになったのだ。
「は? どうしてエレナが? 婿を取るならばわたしでしょう?」
「申し訳ないけど、僕は誰の子とも分からない子供を育てる趣味はないのでね。君の噂は僕も聞いている。一学年下に高貴な方々の愛人がいるってね」
クラウス様はそう言うと、軽蔑したような目で姉を見る。
「愛人じゃないわ。節度は守っていたもの。失礼なことを言わないで!」
恋人だと言いたいのだろう。
けれどそれは、相手が一人だけだったなら通じる言い訳だ。
三人の男性に囲まれて笑っていた姉は、貴族女性としては非常識すぎる。
実際に関係していなかったとしても、そうは見られないのだ。
「いずれにしても、僕は君と結婚するつもりはない。エレナと立派に男爵家を盛り立てていく」
「そんなのダメよ! だってヒロインのわたしが幸せになるべきでしょう。それに勉強だってわたしのほうができるわ!」
確かに姉は優秀だった。学年で五位から下になったことは一度もない。頭脳だけなら、わたくしよりずっと上。
けれど――それだけでは、当主は務まらない。
「貴族の当主は、勉強ができるだけではだめです」
わたくしは、震えそうになる声を必死で支えた。
「お姉さまは、他家の方との交流なども一切なさらなかったではないですか。……わたくしは、わたくしなりに信頼を積み上げてきました」
「で、でも王子たちと――」
「学園を卒業した以上、我が家のような下位貴族に、あの方たちとの交流があるはずがないではないですか」
姉が言葉に詰まる。
わたくしは続けた。
「それとも何かお約束をいただきましたか?」
「……それは、ないけど、でも……!」
わたくしは、ゆっくりと首を振った。
「でしたら、これまでの仲だったということですわ。残念ながら――お姉さまは、あの方たちのお手付きだと知られておりますので、良き縁談はもう望めません」
姉の顔から血の気が引いた。
そして次の瞬間、怒りで歪んだ。
「だったらそこの婚約者を寄こしなさいよ! そうしたらわたしが跡を継げるでしょ!」
……ああ、やはり。
胸の奥が、ひどく冷えた。
悲しくて、苦しくて、でも同時に――もう、期待してはいけないのだと、分かってしまった。
「やはりお姉さまは……わたくしのお姉さまではなくなってしまったのですね……」
馬車の中から従者たちが進み出て、姉を強引に馬車へ促す。
姉は暴れた。
第三王子が用意したという繊細なレースのドレスは皺くちゃになり。
公爵子息が贈ったという宝石の首飾りが激しく揺れ。
伯爵子息が見繕ったという、薔薇色のイヤリングが耳元から落ちる。
「何をするの! 放しなさい!」
「醜聞が収まるまで、お姉さまには修道院で暮らしていただきます」
いつまで、とは約束できない。
それほど姉の醜聞は広がってしまっているから。
いっそあの方たちの誰かが姉を愛人としてでも求めてくれていたのならまだマシだったのだけれど……。
姉の瞳が、鋭くわたくしを刺した。
「そんな……あんたなんか、モブのくせに……!」
「さようなら、お姉さま」
わめく姉を乗せた馬車が、闇へ消えていく。
車輪の音が遠ざかるほど、胸が空っぽになっていく気がした。
涙が、ほろりと落ちた。
「……優しい姉でしたの。なのにある日突然、別人になってしまって……」
クラウス様が、わたくしをそっと抱きしめた。
背中を撫でる手が、あたたかい。
「泣かないで。僕がいる」
「……わたくし、ちゃんと当主になれるでしょうか」
「なれるよ。君は、逃げなかった。立派に家を守ったじゃないか。……そんなエレナだからこそ、支えたいと思ったんだ」
わたくしは、彼の胸に額を寄せた。
姉を失った痛みは消えない。
けれど、わたくしは知っている。
守るべきものは、過去ではなく、これからの家族と領地だ。
泣いてばかりでは、領民の冬の薪も、子どもたちの学びも、守れない。
だから、涙はここまで。
顔を上げると、夜空に星がひとつ、きらりと光っていた。
「クラウス様。……一緒に、男爵家を盛り立ててくださいませ」
「もちろん。君の隣は、僕の居場所だから」
わたくしは頷いた。
――ある日お姉さまが別人になってしまった。
それでも、わたくしはわたくしの人生を歩く。
優しかった姉の思い出を、胸の奥の大切な場所にしまって。
この手で、幸せを作るために。
―――――――――――――――――—―――――
裏話をちょこっと
家族が突然前世の記憶を取り戻して別人のようになってしまったら、きっと悲しむよね、というお話です
キャサリンはヒドインではなかったけれど、乙女ゲームの事を思い出したら、どうやって攻略対象とハッピーエンドを迎えるかという事にしか意識がいかず、エレナたち家族との関係は薄くなってしまいました
それでこんな結末を迎えてしまいます
この世界はキャサリンがやっていたスマホの乙女ゲームの世界です
攻略対象は
第三王子 正統派王子
公爵子息 ツンデレ
伯爵子息 わんこ
の3人がデフォルトで、課金をすると攻略対象が増えます
キャサリンは無課金ユーザーだったので、最初の3人しかプレイしていません
最初に知り合ったのがわんこな伯爵子息です
実は彼だけ最初は婚約者がいませんでした
だからキャサリンと出会って、ちょっといいなーと思っていたのです
ヒロインだけあって可愛いしね
でも公爵子息を紹介したらそっちに気があるフリをするし、第三王子を紹介したら前のめりだし、で、冷めてしまいました
もしわんこだけ攻略していれば伯爵夫人になれたのにね
残念
王子たちはキャサリンが言うゲームのセリフを聞いて興味を惹かれます
ただ、彼らの苦悩は、もうとっくに自分自身で克服しているんですね
ゲームじゃなくて現実の世界なので
とはいえ、キャサリンの言葉が耳に心地よいのは確か
そんな時、第三王子がツンデレとわんこにゲームを提案します
それは「学生の間にキャサリンを落とせるかどうか」
王子、最低ですね!
彼はとても優秀なんだけれど王位は継げなくて退屈していたんです
それでこんな事して遊べるのは今だけだし、いいんじゃないかって思っちゃったんですね
キャサリンはなんか愛人狙いっぽいし、誰かが落としたらそいつが愛人にすればいいんじゃないか、くらいの気持ちで
王子は多分、落としたら興味をなくしたんだろうなぁ
ツンデレは、乙女ゲームが終わって自分の気を引く言葉が出ないキャサリンにすぐ飽きてしまいそう
わんこだけは大切にしてくれていたはず
キャサリンはわんこを選んでおけば良かったのにね……
面白そうだとツンデレが乗ったので、わんこも乗り気じゃないけど参加します
王子もツンデレもちゃんと婚約者にゲームであることを伝えているので、彼女たちは、この人たち仕方ないわね、と思いつつも黙認しました
でも意外と身持ちの固いキャサリン
結局、王子たちのゲームはゲームオーバーになりました
卒業式のパーティーで王子たちが贈った衣装などは彼らの認識では最後まで落ちなかったキャサリンへの賞品です
そしてそれは、これから行く修道院への寄付として使われるので、キャサリンはそんなにひどい扱いは受けません
修道院で働かなくても、お祈りして刺繍して、という貴族令嬢としての扱いを受けるので、外に出ることはできないけど、そこそこ優雅な生活かも
元々スマホの簡単乙女ゲームなので悪役令嬢はいないし、バッドエンドもそんなに酷くないのです
つまりキャサリンは乙女ゲームで負けて、王子たちとの恋愛ゲームには勝っているんですよね
本人は分かってないけど
あとキャサリンが「ヒロイン」とか「モブ」とか言ってもエレナたちにはちゃんとした言葉として聞こえていません
だからスルーされています
ある日お姉さまが別人になってしまった 彩戸ゆめ @ayayume
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