トキの彼方、アナタと微笑む

天廻月媛

第1話 出会い

 その時、ユウトは飛び起きた。心臓が早鐘を打つ。何か悪い夢を見ていたようだ。しかしながらその夢の内容を思い出すことはできない。そんなことを思いながら彼は辺りを見渡す。すると.....


 「あら、起きたのですね。おはようございます!」ベッドで寝ている彼の上に少女が座っていた。「うわぁ!君、誰?ていうかなんで俺の部屋にいるの?」彼が驚いて問いかけると少女は「私はアイリス、今ではない遠い時の彼方からやって来ました。そして今、貴方に半分憑依しているような状態です。それ以上のことは私にもわかりません。」アイリスが答えるとユウトは「つまり、君ってタイムスリップしてきたのか!?けど何で俺に憑いてるんだ?」と問う。アイリスは「詳しいことはわかりませんが、確かなのはこうしていないと「私」という存在が安定して存在できないらしい.....ということだけは直感的に分かるのです。」と答える。


 ユウトは「そういうものなのか?!」と戸惑う。そして改めて目の前の少女に目をうつす。アイリスはまるで天使のように美しかった。夏の青空のような淡い水色の髪はサラサラと流れ、スミレのような鮮やかな紫色の瞳が星のように瞬き、肌は真珠のように白く滑らかだった。その顔は端正で均等がとれ儚げでもあり、凛々しくもあった。体は華奢でほっそりとしながらも胸など大きいところは大きかった。


 そしてアイリスは虹のような淡い七色のワンピースに銀色のマントをはおり、メタリックヴァイオレットの機械的なベルトと腕輪をしていた。さらにワンピースには深いスリットが入っておりそれでいて体育座りで座っているので濃紺のサイハイソックスに包まれた足、その上のふっくらとした太もも、そして......白い下着が見えてしまっていた。ユウトが下着をじっと見ているとアイリスもようやく自分がパンチラしてしまってることに気づいたようで「キャア!」と悲鳴をあげるとワンピースのスカートを押さえて「スケベ!エッチ!そんなに見ないでください。」「ゴメンゴメン。」ユウトは謝る。「まぁ、無防備にパンチラしちゃった私も悪いですけど。」


 そういうとアイリスはひらりとユウトのベッドを降りると「話は少しそれちゃいましたけど、そういうわけで私をしばらくここに居候させて下さいね?」「えー!君、俺の家に住むの!?」するとアイリスは屈むとワンピースの襟首を引っ張り、ユウトに少し胸の谷間を見せる。「どう?これでもダメですか?」「色仕掛けは卑怯だぞ、反則だ!」ユウトは(コイツ、清楚に見えて結構あざといぞ!)と思った。「まぁ、私を追い出さなければ、たまには私の谷間でもパンツでも見れるかもしれませんね。それでは居候させていただきまーす」


 こうしてユウトとアイリスの不思議な生活が始まったのであった。

 

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トキの彼方、アナタと微笑む 天廻月媛 @amanekaguya

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