第2話 登校

俺はベットで目が覚めた。時刻は5時30分。

「本当に...転生したのか、?ていうか、転生前のことも覚えてる、?」

不思議なことにあの事故のことも、神のことも覚えていた。

今日は平日なため学校がある、はず。

なので俺は身支度をしていた。その時、

「あら、今日は早いのね。」

話しかけてきたのは俺の母さんだった。

死んだのは20歳だったためさほど変わりはないが、どこか若いような気がした。

転生のことは隠して、あの頃のような会話をしようとした。

「あぁ、目が覚めちゃって、」

「朝ごはんできてるわよ。さっさと食べちゃいなさい。」

「おう。」

どこか懐かしい会話を母さんと交わした。

俺は朝ごはんを食べる。食パンに目玉焼きを乗せてケチャップをかけて食べる。

「ごちそうさま。」

「あら、残さなかったのね。いつも寝坊ばっかだったからなんだかんだ新鮮ね。」

と母さんが言った。

(やっぱり、転生してる、18歳に戻ったのか、俺)

そう心の中で呟いていると、

「よおけいた。今日は起きるのが随分早いなぁ。」

後ろから声をかけてきたのは父さんだった。

「あぁ。目が早く覚めちゃって」

「これが毎日だったらいいのになぁはっはっはっ!」

相変わらずのテンションだ。朝からよくこんなテンション高くいれるなこの人は。

そんな会話を終え、俺は学校に向かう準備をした。チャリを出して、バックをカゴに入れて、いざ出発。

駅に自転車で向かい、その後電車に乗った。その時俺は考えていた。

確かあの時神は「モテ度の感覚を間違えてしまった」と言っていた。つまり学校に行ったらやばいってことか?いやいや、そんなわけないか。

そう考えていると最寄りの駅に着いた。

そして歩きで学校に向かう。その時だった。

「おっ、けいた〜!」

「おぉ、ようた。」

俺の友達のようただ。こいつも朝からテンションが異様に高い。

「なあなあ聞いてくれよ〜、あのクラスでいちばんの美人って言われてる夜桜さんいるじゃん?俺告白したら思いっきり断れたんだよぉぉ泣」

「...夜桜、?あぁ、あの美人か」

「そうそう、悲しいよぉ泣」

「まぁそんなこともあるおつかれ。」

「お前この気持ちわかんのかよぉぉぉ!!!」

「え?わからん。」

「ひっでぇなぁおい。」

そんなバカみたいな会話をして俺たちは学校に向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

18歳に転生した俺がこんなにモテるわけない @himajin5876

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る