このエピソードを読む
2026年1月13日 16:16
派手なループ設定や謎解きに寄らずに「会話」「違和感」「記憶の滲み」で進む構成が、夜の散歩という、モチーフとよく噛み合っててとても良いですね!特に、ループ脱出のために取る行動がどれもささやかで生活的なことなのが好きです。紅茶を飲む、レシートを握りつぶす、小銭を数えさせる。どれも無意味に見えるけれど、キャラの誠実さを形作っている。この必死なのに、他人から見たら些細な感じが、創作スランプや精神的限界の描写としても、リアルでした。イハラも、都合のいい案内役ではなく、不安を抱え体調も悪く、それでも約束を信じて待つ存在として、主人公の孤独をより浮き彫りにしているんですよね。最後に奢らせていたことに気づいて猫背になる描写も、自己嫌悪と人間らしさが同時に出ていて良かったです。派手な救いではなくても、生き続けてしまうことを選んだ人の、ギリギリの肯定として「朝が来ない夜」に閉じ込められた人が、誰かと話し、自分の言葉を取り戻すことで一歩だけ前に出る。素晴らしい小説でした!ゆうさんの小説は毎度とても面白いですが、個人的に1番好きでした。
作者からの返信
いつも読んでいただき、ありがとうございます。 一文一文こだわって書いているので、こうして丁寧に読んでいただけることが本当に励みになります。 「生き続けてしまうことを選んだ人」という言葉が、まさに自分が書きながら考えていたことだったので、特に印象に残りました。 また、ちょっとした描写から主人公とイハラの人間味も読み取っていただけて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
派手なループ設定や謎解きに寄らずに「会話」「違和感」「記憶の滲み」で進む構成が、夜の散歩という、モチーフとよく噛み合っててとても良いですね!
特に、ループ脱出のために取る行動がどれもささやかで生活的なことなのが好きです。
紅茶を飲む、レシートを握りつぶす、小銭を数えさせる。
どれも無意味に見えるけれど、キャラの誠実さを形作っている。
この必死なのに、他人から見たら些細な感じが、創作スランプや精神的限界の描写としても、リアルでした。
イハラも、都合のいい案内役ではなく、不安を抱え体調も悪く、それでも約束を信じて待つ存在として、主人公の孤独をより浮き彫りにしているんですよね。
最後に奢らせていたことに気づいて猫背になる描写も、自己嫌悪と人間らしさが同時に出ていて良かったです。
派手な救いではなくても、生き続けてしまうことを選んだ人の、ギリギリの肯定として「朝が来ない夜」に閉じ込められた人が、
誰かと話し、自分の言葉を取り戻すことで一歩だけ前に出る。
素晴らしい小説でした!
ゆうさんの小説は毎度とても面白いですが、個人的に1番好きでした。
作者からの返信
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
一文一文こだわって書いているので、こうして丁寧に読んでいただけることが本当に励みになります。
「生き続けてしまうことを選んだ人」という言葉が、まさに自分が書きながら考えていたことだったので、特に印象に残りました。
また、ちょっとした描写から主人公とイハラの人間味も読み取っていただけて、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。