髑髏少女

春小

深い闇。

冷えた霧を纏う鬱蒼とした疎林の中、月光が靄をまして淡く落ち葉の上で蕩けていた。

その隙間から覗くそれは、ほんのりとした白い明かりを受けて、眩しそうにぐずぐずと震えたかと思うと、濡れた長い睫毛の揃った瞳を見開いた。





まだ冬の香しさが微かに残る、春の日。

窓から漏れる白煙のような日足が、部屋の中で青く滲みほどけていた。

少年は燦然に淡く潤む瞳を瞬かせる。

その目前には、驚嘆の声をあげる女と、憤然とした面持ちの男が唸るようにして新聞を見つめていた。

女は声色を慄然に臆し震わせながら言う。

「まぁ…………山中でご遺体が」

怖いわねえ。表情で語る女に、男は惻隠の情を揺らしながら新聞の文字を悼む。

「白骨化してたんだと。惨いよなあ」

「本当にね……………」

2つの顔共々に、憐れみの色情が彩られる。

少年はその哀れとした丹青のそれを、軟に肌で感じ取りながら、互を見やった。

そして、間もなくそれは双方の手が触れている

半ば皺の寄った新聞紙に向けられる。

ちらりとはみ出した記事には、目立つ見出しで

「白骨化遺体発見」と綴られている。

少年は暖かな無垢の光の中、静かな悪寒が涙のように背中を這うのを感じ取って、僅かに身を捩らせた。

(世の中、怖いこともあるものだなあ…………)





少年の名は本太といった。

平凡的な両親と家庭に生まれ、今までの日々も騒ぐことなく、病むこともなく、穏やかな春のように流れてきた。

そんな本太は、父と母の会話に傾けていた目線を、ふと気付いて部屋の隅で時を刻む、小さな時計に注いだ。

時刻は、8時を過ぎようとしている。

本太はようやくのことでそれを解り、もう半分を片付けようとしていた食パンを皿の上にやや乱暴に寝かせる。

そして、傍に置いてあった鞄を手に取って、急ぎながら玄関へと向かった。

本太は、一際大きな声で「いってきまーす」と

言うと、靴を履いて扉を開けて外に飛び出した。

家の内から外へ1歩踏み出すと、まだ体を燻らせるような俄かな寒さと、春の温気を含んだ吹き抜けるような風が、本太の体を擽った。

眩しい陽光が目の奥を叩いたように痺れさせ、本太は驚いたように目を瞑る。目が慣れて開けられるようになった頃には、小春の柔日に濡れた景色が視界に溶けて広がっていく。

本太は息を吐く。それが薄らと白く色づき、広がるようにして透った頃、本太は微速として光の中へ足を沈める。

そうして歩き始めると、明るみのある天日に浸された道が、踏みしめる靴の裏をじんわりとほぐしていくのが伝わってくる。

心地の良い朝だ。

本太は朝の通学路が一際気に入っていた。

夜から今まで家に籠っていた体が、こうして日だまりを浴びて、氷が芯から解けていくようにゆっくりと筋肉の蟠りが伸ばされていくような。

朝にしかないこの静けさ。澄んだやや冷たい空気と、遠くの方から小川のせせらぎのように聞こえてくる、子供の声。自転車のベルの音。車が通り過ぎる音。小鳥の囀りと羽ばたく時の羽の擦れる音。

全てがこの「朝」という時間帯を作り上げているのだ。本太はしみじみと思う。

この時間がずっと続けばいいのに。

本太は学校に着いてしまうまでのほんの僅かなこのひとときに、思いを馳せる。

吐いた息は褪せて蕩ける。

足は緩慢に地に跡をつけて進む。

本太はほんのりと、耳を澄ませた。

奥にゆくにつれて、だんだんと人の声が近くなって、賑やかになる。

ぱたぱたとした足音と、こだまのように飛び交う挨拶の声が近くなってくる。

本太はもう、かと残念に思う。この音が聞こえてきたということは、もうすぐ学校に着いてしまうことをほのめかしているからだ。

本太はまだ物足りずに感じていた。それでも、学校の正門はじりじりと近付いてくる。

本太は心の縁でそれを拒む。

しかし、この足を止める訳にはいかない。

止めたくても、止められない。後ろから雲霞のごとくなだれる人だかりを背にして、そんな事など到底出来なかった。

本太は空を見た。青空を浴びて暗く腹に影をためて羽ばたく小鳥は、下には目もくれず白い翼をはためかせ、颯爽と飛び翔ける。

本太は攪拌したような心持ちで、それを見つめた。

(不自由だ………………)





時間は浮いたように滔々と流れ、まばたきの間に休み時間となった。

当の本太は、鞄の中と机の中との荷物を入れ替えながら、憂鬱を抱えていた。

(はぁ……………少しだけでいいから、外に出たいなあ)

そうは言っても叶わないから、より一層心は力無げに項垂れる。胸は重みを感じて窪んだように傷む。本太はそれに顔を曇らせる。

そうしていると、どこからかひそひそと声を抑えたような話し声が耳をつついた。

注意して聞いてみると、それはどうやら斜め後ろの席からのようだった。

本太は横目でちらりと、気付かれないように気を払って見てみる。

話しているのは、この教室内でも噂好きな眼鏡をかけたそばかすの少年と、それに耳を傾けがちな坊主頭だった。

眼鏡はにやにやとした笑みを浮かばせながら言う。

「なぁ、知ってるか。この学校、「出る」らしいぜ」

声の低さを目立たして脅かすように聞こえたそれは、坊主の肩をびくりと震わせた。

どうやら、怪談の類の話をしているらしい。

坊主は、おっかなびっくり喉をごくんと鳴らして言う。

「それって…………お化けか?」

眼鏡はその通り、とでも言わんばかりの笑みだ。

「そうそう、噂じゃ、この前のあの“事件”もそいつの仕業なんじゃないかなんてのもあるんだよ。なんでもな、俺の友達が聞いた話らしいんだけど……………」

「うん…………」

「理科室の骸骨標本、あれが実は本物の人間の骨で…………夜になると自分を殺した犯人を探して動き回ってるらしい……………」

眼鏡の奥の目がきらりと光る。

「そして、そいつに見つかってしまったら

……………!」

ばん!

眼鏡は自分の手を勢いよく机に叩きつける。

坊主は、「ひぃい!」と甲高く悲鳴を上げて、がたん、と椅子を仰け反らせた。

坊主の身体はかたかたと震えている。

「そ、それって………本当に…………?」

その目には俄に涙が滲んでいる。

どうやら、人並み以上のびびりらしい。

眼鏡は、それを揶揄うような目で笑う。

「信じるか信じないかは、あなた次第…………」

お決まりの台詞を声を顰めて囁くと、坊主は真っ青だった表情を少しだけ和らげて、呆れたようにため息をついて眼鏡を睨んだ。

「もう、驚かすなよ………第一、それ嘘かほんとかわかんないだろ!その台詞言うってことは、そういうことじゃん」

その言葉に、眼鏡は首を傾げた。

「いいや?………本当にあるかもしれないぞ…」

「揶揄うの、やめろよなー」

坊主が顔を綻ばせて言うと、眼鏡も「冗談冗談!

」と言って、顔に笑顔を浮かべる。

そうして、2人は、はははっと笑い合った。

教室にそれがこだまする。

本太はそれを尻目に、はぁ、とため息をついた。

(もうちょっと面白い話かと思ったのに、チンケな怪談話か…………)

そう思いながらも、先程の眼鏡の言葉が頭の中で嫋々ながら繰り返して思い出される。

(理科室の骸骨が本物…………………夜になると殺した相手を探して動き回る…………………)

本太は反芻するようにふける。

馬鹿げた三文小説のような内容だ。

幽霊や怪異などはともかく、骸骨が動き回るなんて、誰が考えた奇天烈な噂だろう。

というか、動けたとして、骸骨に何ができると言うんだ。砕け散るだけじゃないのか。

本太はつい考え込んで、それに気がついた時には自分自身が呆れてしまった。

そうだ、僕には関係ない。本太は心の中で息をついた。




放課後。

日は火点し頃になって赤くぼやけ、その上に被さるようにして葡萄茶の夕闇が落ちている。

窓からは、黄昏の余光が差し込み、その朱色が床に近づくにつれ妙なりながら薄まっている。

それが広がりながらとろけて、教室の中は深紅が淡いながら染みている。

室内の電気は途切れていた。そのせいで、できた暗いところに夕の灯りが溶け込んで、深青から柚色に、綺麗な濃淡を滲ませて佇んでいる。

教室内の生徒はもう数えるくらいにしか残っていない。

本太もその1人だ。

かく言う本人は、帰る準備にいそいそと手を早めていた。

もう日が落ちてきたため、本太はやや急ぎめにことを済ませようとしているのだ。

(少しでも、この綺麗な暮れの情景に身を浸したい…………………)

本太は心の底からそう思っていた。まさしく目前の願いを成就するために。

ところが、彼はここに来て何かの違和感に気づいた。

その違和感を気のせいにするために、本太は鞄の中を指と指を使ってまさぐりあう。

しかし、それは違和感から確信へと変貌を遂げてしまった。

「理科のノートが、無い………………」

それは今日の課題を終わらせるにあたって、必須で必要なものだった。

だからこそ、彼は信じたくなかった。

本太は必死に探す。

鞄に入っている、他の教科書の間をめくれどめくれど、目当てのそれは一向に姿を現さない。

(どう、しよう……………………)

思い当たる場所には心当たりがある。

しかし………………………。

こうなった以上だ。

いっそ宿題をさぼってしまおうか。このまま帰って、夕焼けを楽しもうかな。頭の中をそんな考えがよぎった。

しかし、明くる日の自分が、皆の静かで少しの揶揄いと冷やかしにまみれたあの目線を、先生に叱られながら浴びることが、本太にとっては想像に難くないほど痛ましいものだった。

(いいや、そんなこと絶対にだめだ。)

なんとしてでも、今日は課題をしなくてはならない。例え、自分の些細な楽しみを多少奪うことになっても、だ。

本太はそう心に決めた。





空が春宵に沈む頃。

辺りには青暗い影が落ち、日暮れも下に落ち、もうじき沈み終わろうとしている。

風は冷気を増し、体を芯から震わせるようだ。

地面には沈みかけの日から伸びた、もうじき青に呑まれそうなくらいの鈍い明るみを帯びた、えんじ色の夕光が僅かに滲んでいる。

それを踏むようにしてこっそりと伸ばした足が、砂利に擦れて僅かに音を転がせる。

本太は校舎の外にいた。

理由は然り、忘れた教科書を取り戻すためである。

校舎内からの理科室の扉がもうとっくに閉められていたので、本太は、仕方がないから外側の窓から理科室にこっそり忍び込むことにした。

ここの窓はたてつけが悪く、揺らすだけで簡単に内側の鍵が外れて開けることができるのだ。

本太はそれをいい事に、外に出て先生らに見つからないようにこっそりと隠れながら理科室の外窓に近づいた。

そしてどうにかその窓の前までたどり着くと、本太は窓脇の両のひんやりとした鉄製のふちを掴んで、がたがたと揺すると、先程のとおりに内鍵を支えている出っ張りの部分が振動してずれ、そのはずみに内鍵の取手が、がっという音と共に下に勢いよく外れた。

それを視認して、本太は施錠の意味の無くなった窓を、なるべく音を立てないようにして、しかしなるべく素早くして開けた。

そうは言うもののやはり年代物であるからか音はならないことは無いようで、それは立て付けの悪さを顕にしたように2、3度と開ける途中で止まる度に、ガコンガコンッと大きく音を揺らした。

本太はその度にびくびくとしながらも、やってしまったことはもう止められないので、吹っ切れて思い切り勢いよく開けた。

それが開けられると、そこに閉じこもっていた薬品の匂いがふわりと鼻を燻った。

本太が踵を持ち上げ、どうにかそこから中を覗くと、電気は付けられているものの、中にはどうやら誰もいないようだった。

本太はそれに疑問を覚えながらも、取り敢えずその中におそるおそる足を入れる。

ゆっくりとした動きの右足が、ぴとりと床に着くと、裸足で歩いた時のような、指先の先端の皮膚が冷えるかのような、漠然とした寒気に襲われた。

本太はそれに少しばかり怯えながらも、左足もその中へ入れて、ようやく全身が室内へ侵入することに成功した。

中は、しん、と静まり返っている。

もはや、静かすぎて不気味さすら感じられるほどだ。本太は怖気付く。

今になって脳裏に、あの時の話が繰り返し繰り返し浮かび上がるのだ。

(骸骨が動き出して……………………

殺したやつを探し回って、もし見つかってしまったら…………………………)

腰の方から上の方にかけて、背骨に凍みるような嫌な予感が駆け登る。

(ただの…………噂だろ……………)

本太はどうにかそう思いながらも、何故か先程から嫌な感じが拭いきれなかった。

しかし兎にも角にも、本来の目的を達成できなければ元の子も無い。

本太は、気を取り直して、忘れてきたノートを探すことにした。




「あった…………!」

到底見つからないように思えたそれは、案外分かりやすい所にあった。

(ふぅ……………一時は自分の班の机の下に無かったものだから、どうにかなってしまうと思ってたけど…………)

まさか、教卓の下にあるなんて。本太は満足気にノートを見つめる。

日はとっくに沈み、窓の外はもう暗闇に染まっていた。

それを見て、本太はふう、とため息をつく。

ノートを探すのにだいぶ時間がかかったせいか、外はすっかり暗くなってしまった。

(さて、早く帰るとするか…………)

そう思って、振り返った。

その時だった。



がたがたがたがたっ。



本太は、信じられない光景を目の当たりにしていた。

なんと、骸骨が飾られてある土台が、小刻みに揺れているのだ。

それも、土台が揺れているのではなくて、骸骨自体が意志を持って動き出そうとしているような。

本太は最初ぽかんとしていたが、その一瞬の次には、その光景をやっと脳が鵜呑みして、体が恐怖に縛られて動けなくなっていた。

「はぁっ………はっ………はあっ……は……っ」

目の先の景色ががくがくと揺れている。

呼吸は荒い。

息が途切れるかと思うくらい、肺が恐さで蒼白に喘いで、苦しい。

額を生暖かい汗が細く伝う。

(こんなっ………こんな事があっていいのか

………………………!?)

本太は目の前のそれが、この世の常軌をとうに逸していることに震えていた。

ものが、意識を持ったように動くなんて。

骸骨の揺れは更に酷く増す。

本太は最悪の気持ちで胸がはちきれそうだった。

今になって、ようやくあの時の話が本当だと、身に染みて理解できた。

(あの噂は…………本当だったっ…………この骸骨は本物で………僕を…っ…………………)

そう想像すると、全身が痙攣のように激しく震えて、その振動で歯ががちがちとぶつかる音が骨髄に響いた。

最悪だ。

最悪だ。

有り得るのか、こんなこと。

常識的に考えて、ありえない。だがしかし、この世の原理を丸めてひっくり返したそれが目と鼻の先で微睡んでいる。

身体は怖気にきしむ。

頭は、さっと血の気が上の方にのぼる感じがして、目の近くが脈打つにつれて痛いほどに揺れている。

あれが揺れているのか、自身が震えているからそう見えるのか、はたまた地面が動揺しているのか、もう何が何だか理解できなかった。

すると、耐えず揺れる骸骨の周りに、漸進につれて点々としたなにかが、やがてぶよぶよとしたなにかに変貌を遂げ、面積を広げながら纏わりついていくのを、本太は目で捉えた。

本太は恐怖で混乱する。

(一体、何が……………!?)

それは、足から侵食しながら、白や赤の繊維に似た細長いものが集まって肥大化しながら、それらに被さり伴って全身に広がっていく。

その現象が骨の隙間という隙間を埋めつくしたかと思うと、続いて、臙脂紫や鉄色に見える細くも太くも自在な長い線がそれらを囲い始め、肌の色をした薄い皮が全体を包んだ。

本太は鞠躬如の混乱の中、それが何か、象るにつれ理解していった。


それは少女の形をしていた。


髪は長い。黒く靡くそれは、光に湿り川の水の流れる如く艶をまして少女が動くのに併せて空にたゆたう。

瞬かれる瞳は、長い睫毛が淵を覆い純真に煌めいている。

白く陶器のような滑らかな肌は、一糸の一切をまとわずに、淡い光が曲線美に映える裸体に潤っている。

まるで人の微々たる命の灯火を微塵も感じさせない、血の気を失った人形のような雰囲気。

少女は不気味なほど美しく見えた。

ただしかし、左半身のそれを除けば。

少女の体の半分は、まるでろうが溶けたように皮膚や肉が解けているのだ。

その大きく空いた風穴からは、臓器は一切として見当たらず、その代わりに青白く燦とした円光を発す肋骨が露わになって、顔の左脳が埋もれているはずのところからは、頭蓋骨が顔の片割れの融けて肉の一切をなくしたところから覗くようにして垣間見えている。

少女は、黒い土台から細く嫋やかな足の先を、まるで踏んだ時の動きを伴わずにあたかも宙に足裏を添わせるように、薄緑の床に這わせる。

そうして、それは徐々に本太の方へとにじり寄ってくる。

本太は体をびくりと震わせる。

半分人で、半分が骸骨。

その奇形的でおぞましさを芳しく漂わせたそれに、本太は驚きと、どこかじめっとした恐怖感を募り、体を1歩背に後退させる。

口元は焦りで歪み、わなわなと震えている。

「なっ…………なんだ………お前は……………」

やっとの事で声を絞り出すと、目前のそれは、息をするように薄い笑みに顔を歪ませた。

そして、褐赤に染まった唇を柔く動かす。

「………直椎…本太くん………」

透き通った消え入りそうな声だ。

本太はそれを聞き、ぎょっとする。

「……なんでっ……僕の名前……………」

少女は、淡白に微笑んだまま、華奢な白い指を伸ばして教卓を差した。

(ああ……それでか…………)

理屈では納得したが、それでも目の前の不気味な少女に今にも身が縮んで無くなってしまいそうだった。

誰が予想できただろう。

突然、骸骨が震えたかと思うと、血肉を織って少女の姿になるなんて──────

下手な怪談や霊現象などでは比べ物にならないほど、奇怪で信じられない出来事だ。ましてや、現実で起きてはいけない。ありえないことだ。

それでも、目の前に佇むこの異質な存在は、今も興味深そうに本太の顔を覗き込んでくる。

本太はますます状況に混乱する頭の中、ふと少女の下に目線をやって、半ばどこか気まずそうにしながら自分の上着を脱ぎ、少女に差し出した。

「そのままだと、まずいだろ…………」

少女は、にっこりと笑う。

「本太くんは、紳士だねえ」

少女が笑うと、人形のように綺麗な顔立ちが可愛らしく染まる。不気味な出で立ちをしているが、そのことを除けば、案外普通の少女なのかもしれない。

本太は居心地悪そうにしながら、こっくりと頷いた。







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髑髏少女 春小 @azhr123

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