「あたたかな何か」を見たようで、ほっこりとさせられました。
「呪いの家」と呼ばれる場所に入り込み、中の様子を見に行くことにした主人公たち。その中では「奇妙な声」が聞こえ、謎の老婆と遭遇するが……。
超常的なもの。そして廃墟のような不気味なところにいるものが悪いものとは限らない。
老婆の正体は不明だけれど、日本の伝承なんかを紐解くと「案外これかな?」と思わされそうな存在がいくつか見つかりそうな気がします。
「理屈を超えた良いもの」という。それと交流していく感じがとてもあたたかくて、とてもいいものを読んだなあ、と思わされました。
幸せ。成功。人生のステップアップ。生きている中で経験する「良いこと」。そういうものを改めて紐解いていけた感じがして、幸せな気持ちになれる作品でした。