第8話 放射線治療の傷跡

ある日母が体調が優れないと従妹から連絡を受けておりました。

母からお使いを頼まれた従妹が帰宅をすると母がベットから落ち

床に横たわったまま嘔吐をし局部から大量に出血をし大きいレバーの様な

塊を出して意識はあるものの顔が真っ青な状態で倒れていました。従妹は急いで私の部屋まで呼びに来てくれ私はそのまま母の部屋へ向かいすぐに救急車を呼びました。

救急隊が来てがん治療中の旨伝えそのまますぐに病院へ搬送してもらい

私たちは待合室で待っていました。この間に姉二人に状況を説明し来て欲しい旨伝え

仕事を早退してもらいました。姉二人が来る前に先生より「放射線治療で膀胱に癒着が起きておりそこから出血をしている、出血量も多く輸血を4パック行いますが命に別状はないですよ」と言って頂き安心して母に会いに行きました。

母はまだぐったりしていましたが会話をする事ができ母に姉二人も来てくれるよと

伝えると「ほんと?嬉しい~」と微笑んでいました、そのまま母は出血が止まるまでは入院となりました。そんなある日の夜に病院から電話があり出血が止まらず膀胱に塊が出来てチューブで取れない為手術しますと連絡があり私たちは急いで病院へ向かうと母は「痛いからとって貰ってくる~。ごめんね」と私たちの心配をよそに申し訳なさそうに笑いながら手術室へ入って行きました。

そこから2時間くらいたち先生が出てきて「塊を取って傷口を焼いた為大丈夫」と言って頂き母の様子を見に行くと珍しく涙が一粒出ており「痛かった。疲れた。もう寝る~」と私に伝えこの日はそのまま家族で帰宅し翌日、母の好きな果物を持ってお見舞いに行くといつもの笑顔で出迎えてくれその3日後に退院が出来ました。

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