第3話 総合病院での母

紹介された総合病院へ着くなり母は車いすに乗せられ看護師から連れていかれ私は看護師から受付が終わりましたら待合室でお待ちくださいと言われ旦那と二人で待っていました。

そこでどの位待ったのか覚えてはいませんが長く待っていたと思います。

次に母を見たのはベッドにぐったりと横たわり点滴を刺した姿でした。

血液検査の結果重度の貧血で数値が通常よりも半分以下の為このまま入院が必要な事、貧血を解消しないとがん治療に移る事が出来ない事、レントゲンなどの検査も同時進行していく事を先生より説明を受けました。

私たちは入院支度をする為に一度帰宅をして再度病院に向かい病室に向かうと母が私たちを見て「迷惑ばかりかけるね~、ごめんね」と何度も何度も謝罪をしていました。私たちは用意してきた服等を整理しながら「気にしなくて大丈夫だよ」と伝え検査なども同時進行してくれることを説明しその日は帰宅をしました。

数日間、輸血をしたため母の顔色も良くなり一時退院が出来る様になりました。

この時の母はとても嬉しそうに「やっとお家に帰れる~!おいしいご飯が食べれる」と子供の様に喜んでいたのを覚えてます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る