楽園の王〜自宅警備員王となる

@keimei99

第1話僕と山田アレックス大志とダンジョン化

自分は愚者である。

小学生時代


「キラキラシスターが大好きです!」


某有名ニチアサアニメを大好きだと自己紹介し皆に引かれる。6年間友達できず。


中学生

「いじめは辞めるんだしょうもない格が知れる」


某病が発動し、いじめ現場に謎に飛び込み後に集団リンチを受ける。

その後2年半登校せず通信教育を受ける


高校生

「・・・・・・・・ウス」


人と喋れなくなった3年間ボッチ。


そして現在〜


「おい歩け」


金髪細マッチョに首根っこを掴まれ引きずりながら大学に連行されている。

そしてこの金髪細マッチョは何を隠そう中学生時代いじめられていた奴【山田アレックス大志】である。

通称アレックスはいじめを乗り越える為に柔道、空手を黒帯、大会でも中学2年〜高校3年間の計5年間無敗を貫き最強の生命体となった。

いじめを見かけると即座に介入し制圧、更には暴走族やヤンキー集団さえ解体し真っ当させた噂がある。

理由は友人が何も気にせず歩ける町を作るためだと警察に言い放ったらしい。

ありがた迷惑とはこの事である。


「離せ筋肉だるま!」

「うるさい、歩け、陰キャ」

「ふざけんな!誰のおかげで大学入れてると思ってんだ!」

「黙れ、しばくぞ」

「スイマセン」


そしてこの唯一僕が話せる相手はこの山田アレックス大志だけであった。


「心配すんな、この辺りは完全に制圧してあるから堂々と歩け」

「それが嫌なんだよ!お前柄の悪い兄ちゃん達が揃いも揃って挨拶してきて!陰キャにはそれだけでストレスなんだよ!」

「はいはい我儘な奴だな」


さらに説明するとこの男は高校3年の始めに颯爽と家に来て引きこもりの僕の部屋の扉を叩きこう言い放った。


「お前の障害はすべて取り払った。だから俺と一緒に大学行こう」


こいつは何を言っているんだろう?

頭悪いんじゃないかと。


「住みやすい町上位にも食い込んだ、ヤンキー暴走族のいない町としてニュースにも取り上げられた」


色んな意味で頭がおかしいよお前

なんで僕の為にそこまでするのか意味がわからない。

それでも僕は部屋から出なかった。

なぜなら必要がないと思ったからだ。

そしてアレックスは最終手段に出た。


「3秒以内に出てこなかったらキラキラシスターのフィギュア粉々にするわwww」


1秒で部屋を出た。そこから紆余曲折があり今に至る。


「折角大学入ったんだ楽しめ」

「陰キャには荷が重い」


くだらない話をしながらそそくさと大学に向かった。


明鏡大学図書室

「おい、この課題のここヒントよこせ」

「答えでいいでしょ」

「それじゃ意味がない」

「まじめ筋肉か」

「叩き潰すぞ」

「スイマセン!でもヒントって難しいよね」

「じゃあなんでわかるんだお前」

「僕は伊達に引きこもりじゃないからね中学から高校で知識を取り込みまくったからねある程度わかっちゃうんだよ」


アレックスの表情が暗くなる。


「俺のせいでだろ?」

「俺のおかげの間違いでしょ?」

「じゃあ早くヒント来れ」

「はいはい」


と課題の話をしている最中警報が鳴る。


【✕✕地区でダンジョン化現象が発生しました。✕✕地区の生徒は家に帰らず大学に残って下さい】


「おい、これって」

「やばい!帰らないと!」

「馬鹿言うな!危険だろ!」

「ふざけるなよ!僕のキラキラシスターのフィギュアを捨てろって言うのか!限定版だぞ!」

「俺が通販で買ってやるから諦めろ!」

「断固断る!お前がこの前壊したお詫びキラキラシスターじゃなくてキラキラシスター2だったじゃないか!」

「ふざけんな絶対行かせなっ」

「悪いが足は僕のほうが速い」

「こいつ!」


全力でアレックスの手を掻い潜り自分の家に向かう全力で約10分フィギュアだけ確保して帰る。


✕✕商店街


この商店街を抜ければ家はすぐそこ最短で走り抜ける。

後ろからアレックスが全力で追いかけて来ているので尚更止まれない。


「引きこもりー!!ふざけんな!止まれー!!」

「絶対に断る!」


追いかけっこしながら周囲を見渡すと出口側のアーケードが迫る。若干歪んで見えるが構うもんかと突っ込む。その1歩前でアレックスに捕まる。


「おい馬鹿!それはイレギュラーゲートだ!」

「え?そうなん」


ガツン!とアレックスから拳骨を食らう


「いっっってぇぇな!」

「死ぬよりマシだろ」

「ごめん」


とゲート付近で揉めていると謎の音声が流れる。


【器を確認、試練の開始を通知します。対象者名【五稜 垓(ごりょう がい)ゲートへの強制入場を執行します。サポーター個体名山田アレックス大志も同じく強制入場とします。】


その瞬間自分と山田アレックス大志はゲートから這い出る謎の手によりゲートへと引きずり込まれるのであった。

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