第3話 続、スマホの正しい使い方。

「おばあちゃん、大丈夫?」


 道端でおばあちゃんがしんどそうに座っていると、心優しい女の子が声をかける。


「ありがとう。お嬢ちゃんは優しいね。周りの大人は誰も助けてくれないのに。」


 女の子の優しさが現代人の冷たさを際立たせる。


「お礼にお金をあげよう。」


「要らない。私はおばあちゃんが元気なら、それでいい。」


 女の子はお金を受け取らなかった。


「もう大丈夫だよ。ありがとう。」


「おばあちゃん、バイバイ。」


 女の子は笑顔で手を振って去っていく。


「なんて良い子なんだ・・・・・・何かお礼をしてあげたいね。」


 おばあちゃんはスマホを取り出す。


「どうか、あのお嬢ちゃんが優しさを失いませんように。ポチっとな。」


 おばあちゃんはスマホのボタンをタッチした。


ピカーン!


「わ~お! くまちゃん!」


 空からカワイイくまのぬいぐるみが女の子に降ってきた。


「ありがとう! 神様!」


 スマホは使い方次第で、一人の女の子を笑顔にできます。アハッ!


 おしまい。

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現代ドラマ × スマホの魔法 短編 渋谷かな @yahoogle

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