覚醒する正義 サラリーマン紙パンツマン

エロティックなまじめ子

第1話 覚醒する正義 サラリーマン紙パンツマン

お正月が終わり日常に戻ろうとしていた。

僕。



スーツに腕を通し、

ネクタイを締め、

鏡の前で一瞬だけ立ち止まった。



胃は重い。


財布は軽い。


心は、まだ正月気分のまま布団に置いてきた。


駅までの道。

コンビニの前。

見慣れた風景。

世界は何事もなかったかのように、

平然と再起動している。


……そのはずだった。


ふいに、

どこからか聞こえた。

かすかな悲鳴。

「……やめてください……」

それは、耳ではなく、

身体の奥で聞こえた気がした。


次の瞬間。

ムク。

ビッグマグナムが、

目を覚ました。

(いや、違う。今日は違う)

(今日は会議だ。部長がいる)

(紙パンツも履いていない)

しかし、

正義は服装を選ばない。

悲鳴を聞いた瞬間、

ズボンの中で、

はちきれんばかりに勃ち上がった。



僕は、脳内で紙パンツ装着

その瞬間





脳イキーーーーー

「……カイッカンッ」




向かった先は、

見慣れたビルの一室。

あの静かな照明。

あのオイルの香り。

そこにいたのは

理不尽客怪人!




「正月なんだからさぁ」

「サービス良くしようよ」

「気持ちの問題でしょ?」

「気持ちよくしてあげるからさー」




僕は怪人に向かって言った

「正月は

もう終わったんだ

その子を離せ!」





僕は、ゆっくりとネクタイを緩めた。

「聞こえないのか!」

すると

怪人が振り向く

「だっ誰だ!お前!」






名乗るしかないなっ

「僕は、

サラリーマン紙パンツマンだ」





脳内でさらに

あの紙パンツが装着された





心の中で、

オイルが温まる。

そして僕は叫んだ





必殺技


水溶性オイル~!

ん〜






怪人は膝をついて倒れ込んだ

「……超ドMとして…生きます……」



彼女は

小さく頭を下げた

「……ありがとうございます」





その瞬間、

ビッグマグナムは、

満足そうに沈黙した

僕はまた、

ネクタイを締め直し






部長のいる会議室へと向かった






そして僕の正月は終わった

日常は戻ってきた





でも

悲鳴がある限り

サラリーマン紙パンツマンは

今日も社会と欲望の狭間で、

静かに勃ち上がる





正月よ!



さらばだっ

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