第2話 別れ2
私はチャットを見た。
「長。」
言い訳は、内容は5つくらいなくせに長い。
その5つとは…
その1。
内緒にしてたのは、美優が心配するといけないから。
その2。
友達がどうしてもの悩みで断れなくて相談に乗った。
その3。
美優が心配するような出来事は無いこと。
その4。
もう2度と心配させるような事はしない。
その5。
美優を愛してる。
それを細かく細かく書いてある。
もういいって。
「その5」の文章が出る直前で携帯を置いた。
どこの世界で相談聞くのにラブホ行く人がいるんですか。
喫茶店では長居出来ないし、雨降って来たからラブホ行ったってのが前回の言い訳ですが。
今回もきっと相談相手とラブホ行ったんだろうね?私は返信せずに携帯をテーブルに置き、時計を見た。
20:35。
明日も仕事あるし、ミルクティー飲んだらお風呂入ろっかな。
私は誠司から貰った指輪を右手の薬指から抜き、座ったままゴミ箱へ狙いを定め、投げ入れた。
見事、指輪はゴミ箱の内側へカツンと当たり、ゴミ箱の底へ落ちた。
「ナイス」
私はミルクティーの最後の一口をグイッと一気に飲んでお風呂の用意の為、勢いよく立ち上がった。
20:52。
♪♪~♪♪~
♪♪~♪♪~
携帯の電話の着信音。
誠司だ。
携帯の画面が明るく光り、見下ろす私を呼んでいる。
………。
うん。
キッパリ別れる事、伝えないとね…。
私は携帯を取って耳に当てた。
「……はい。」
「美優?俺。
ごめん、ごめんね。とにかく会いたい。部屋行っていいかな?説明させて?」
「いや、もういいよ。来ないで。会いたくない。」
「俺は嫌だよ。とにかく会いたい。
今から行くから待っ」「来ないでって言ってるでしょ!?」
最後まで話を聞く前に私は怒鳴った。
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