人間失格

すずりはさくらの本棚

人が見ているとは思えない

人間とは魂と拳の数で成立する


ただ立って笑顔を作るのが人だとしたら

私の人生も変わったであろう

私は、分別を忘れたのか

そう思えてならない


適材適所に人は動く

それが人間社会を模倣するかのようだ


武蔵野の影が伸びる

茶を啜り、饅頭を食らう

それも一葉だろう

一国洗願の思いで夕暮れに向けてクレパスを放つ

七色に滲んだ膝が軋む


頑固なまでの哀願よ

矢継ぎ早に請願する思い

荷は決して軽くは無い


思い思いに雪景色を眺める

眺めながら何もできない

空間と時空が軋むようだ


人間とは本気で活きなおす

アンチという感覚に似た先人が立つ


一日5円で過ごし、満腹を知る

心半ばにして魂という名前の便座が立つ

喜ばしいこと、悲願達成して、世に浮かぶ


浮かぶ中で枯れ母の気遣い思い知る

人間とは身勝手だ

だから生きていられる


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